今回開発したものの概要
EC-CUBEとCRM
利用したMicrosoft Azureに関するテクノロジーはAzure WebサイトとAzure仮想マシンです。また、
今回開発したものの結果
今回は、
今回の合宿では以下の作業を行いました。
Dynamics CRMの構築
Azure 仮想マシン上に、Windows Server 2012 R2とデータベースであるSQL Serverを構築しました。これはAzureであらかじめ用意されたもので簡単に導入できます。
構築した仮想マシンにリモートデスクトップ接続して、
仮想マシンはスペックも高いため、
EC-CUBEの構築
Azure Webサイト上にEC-CUBE環境を作成します。
こちらもAzureのギャリーというテンプレート機能としてEC-CUBEが含まれているため簡単に構築できました。
接続の確認
Dynamics CRMの取引相手データをEC-CUBEに使われているPHPという言語から取得するにはSOAPという通信を使います。
SOAP通信の仕組みは、
限られた時間の中で最短の解決を目指したのですが、
- 参考リンク:Microsoft Dynamics CRM 2013 ソフトウェア開発キット (SDK)
- http://
www. microsoft. com/ ja-jp/ download/ details. aspx?id=40321
SOAPLoggerは展開したSDKの以下のディレクトリにあります。
- SDK\SampleCode\CS\Client\SOAPLogger
EC-CUBEへの組み込み
最後にEC-CUBEへの組み込みを行いました。
こちらはWebMatrixという開発ツールで簡単にAzure上に修正したファイルを上げることができ非常に便利でした。
まだまだ機能は未熟ですが、
今後はさらに連携を強化していき、
開発のポイント
Azure Webサイトへの素早い環境構築。Azure 仮想マシンという柔軟な環境へのDynamics CRMの構築の便利さがポイントでした。
開発者に向けたDynamics CRMの情報発信の不十分さも今回の合宿でわかった良い気付きでした。今後はより開発者が素早く開発できるように情報発信していけたらと思います
今回開発しての感想
今回利用したCRMソフトウェアはMicrosoft社のDynamics CRMでしたが、
EC-CUBE×Azureの組み合わせに関しての感想
EC-CUBEとAzureという組み合わせによって今回の連携がスムーズに構築できました。今回のDynamics CRMなどのMicrosfot社が豊富に持つ企業向け製品との連携のプラットフォームとしてAzureは非常に強力に感じました。