サクセスストーリーに続く、快適サーバー運用管理のヒント!

第6回サーバーを外部に置いて、本業回帰!「マネージド・サーバー」すすめ

サーバーの運用管理の課題を解決するマネージド・サーバー。その実力が徐々に明らかになる中、いよいよ社長に報告の日が・。そこで、マネージド・サーバーのメリットや活用方法を紹介。成長したAさんがまとめた、マネージド・サーバーのポイントとは?

運用負荷の軽減、コスト削減、高可用性、パフォーマンスなど、様々にメリットがあるマネージド・サーバー

Aさん:「これまで、いろいろとマネージド・サーバーのことを教えてもらったけど、取引先やお客様に説明する機会もあるからって、今度、社長や役員を対象にプレゼンをすることになったんだ⁠⁠。

Bさん:「すごいね、それじゃ資料をまとめなきゃ。それで、どんなポイントをまとめたの、聞かせてくれる?⁠⁠。

Aさん:「了解。それでは、予行演習を兼ねて、プレゼンのように話をしていくね。それじゃ早速いくよ⁠⁠。

『それでは皆様、マネージド・サーバーの利用で、どのようなメリットが生まれるのかを解説いたします。マネージド・サーバーは、サーバーの運用管理と障害対応を含めた専用レンタルサーバー・サービスです。導入するメリットとしては6つのポイントがあります⁠⁠。

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ポイント1

最小の人員と手間でサーバーの24時間365日運用を実現

業務のIT依存度が増す中で、人も予算もないのに管理対象は増えるばかり・という中小・中堅企業の最大の悩みであるサーバー運用に関わる人と手間を大きく軽減します。

ポイント2

自社で運用管理するよりも大幅にコストを軽減

自社で設備を保有しないことで導入コスト削減。また、サーバーの運用・管理をプロにアウトソーシングするため、新たに専任のシステム管理者などを雇用する必要がありません。

ポイント3

本業に専念できる

これまでのシステム管理者を本来の業務(新規システム構築やソフト開発など)に集中させることができます。

ポイント4

高可用性の実現

万一の際の障害対応にも迅速にサーバーの復旧が行えます。また、複数台構成やバックアップなどのサービスが充実しており、安定したサービスの運用が可能です。

ポイント5

アドバイスで早めの改善

今後、起こる可能性があるトラブルやリソース不足などに対して、日常の運用監視を通じて把握しているデータを基に、サービス業者から改善策などのアドバイスやコンサルティングを受けることができます。

ポイント6

セキュリティ対策の徹底

多様化、巧妙化が進むウイルスをはじめとするいろいろなセキュリティの問題も、企業の求めるレベルに合わせて専門のプロが対応してくれます。

『以上がマネージド・サーバーを利用する主なメリットになります⁠⁠。

Aさん:「以上なんだけど、どうかな、マネージド・サーバーを利用することで、様々な課題が解決することが伝わるといいんだけど⁠⁠。

Bさん:「そうだね、メリットは伝わるけど、できれば事例を紹介すると、より説得力が増すと思うよ⁠⁠。

運用・管理負荷の軽減だけではない
マネージド・サーバーの様々な活用

Aさん:「そうだね。そう思って、実際にどのように活用されているのか、今の説明をした後に実例を挙げてみようと思うんだ⁠⁠。

Bさん:「それはいいね⁠⁠。

Aさん:「それじゃ、続きを聞いて⁠⁠。

『マネージド・サーバーは、運用・管理負荷の軽減を図ることができますが、次のような課題を解決する方法に用いることもできます⁠⁠。

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Bさん:「なるほど、課題を挙げて活用と、導入効果に続けるわけだね⁠⁠。

Aさん:「その通り。それじゃ、続けていくね⁠⁠。

『それでは、4つの課題解決について解説していきます⁠⁠。

ユーザーが安心してシステムを利用できる環境の整備

「Webビジネスを展開している企業などでは、信頼性や安心・安全がキーワードになります。マネージド・サーバーは、24時間障害対応や故障時の迅速な対応といったサービス、セキュリティ対策のサービスを提供しており、それらを利用することでお客様が安心して利用できる環境が構築できます。

例えば、ホームページがなかなか開かないといった経験があると思います。そのような状態を放置していては、お客様は離れてしまいます。この要因は、サーバーやネットワークの処理が追いつかないことなどが挙げられますが、こうしたリスクも専門家であるマネージド・サーバーを提供するホスティング業者に設計の段階から相談することで解決できます⁠⁠。

新規サービスの立ち上げでサーバーをアウトソーシング

「新規サービスは、機器の購入費や管理者の作業負荷が課題となります。その点、マネージド・サーバーを活用すれば、適切なサーバー構成を安価に利用でき、運用・管理の代行サービスによって負荷の軽減を図ることが可能です。

なお、自社にサーバーを置かないことについて不安があるという意見もありますが、サーバーは免震構造や高いセキュリティなどを備えた施設で管理されていますので、外部からの不審者の侵入や万が一の災害などでも、自社に設置するより遥かにリスクを少なくすることができます。また、データへの外部からの不正アクセスについても、ウイルス対策や脆弱性診断などによってコンテンツを守る仕組みが用意されています⁠⁠。

管理を複数のベンダーに委託しているが、調整が大変なので窓口を一本化したい

「自社でサーバーを管理運用している場合、トラブルが発生した際、ハードメーカーやソフトメーカー、インターネットサービスプロバイダーなどに問い合わせし、場合によっては各ベンダー間をたらい回しにされ、解決に時間がかかる可能性があります。 マネージド・サーバーならば窓口を一本化できるため、障害の切り分けを早くすることが可能です⁠⁠。

サーバーなどのIT設備を自社資産にしたくない

「高価なサーバーやネットワーク機器などのIT設備を自社の資産としたくないといった場合にもマネージド・サーバーは有効です。マネージド・サーバーはサーバーやネットワーク機器なども、すべてレンタルになるため資産とはなりません。そのため期間限定サービスや、本格的なサービスを始める前のテスト環境など一時的な利用の場合も月額費用で必要な期間だけ利用することができるため、無駄な投資を抑えることができます。また機器のメンテナンス費用や故障時などの修理代なども必要ないといった運用面でのコスト削減にも効果的です⁠⁠。

このように、マネージド・サーバーを利用することで、様々な課題が解決でき、安定したサービスの提供を図ることができます。以上でマネージド・サーバーの説明を終わります⁠⁠。

Bさん:「すごく勉強したんだね。なんかちょっと頼もしくなったんじゃない?⁠⁠。

Aさん:「そう言われると照れるけど、マネージド・サーバーに出会えたことで、成長できたのかな⁠⁠。

Bさん:「これからもシステム運用頑張って⁠⁠。

Aさん:「ありがとう、プレゼンも、これからの運用も頑張ってみるよ⁠⁠。

さて、これまで6回にわたって紹介してきた「マネージド・サーバー⁠⁠。ここでも紹介したように、様々なシーンで活用できるだけに、ホスティング業者のサービスプランや技術力、導入実績などを良く吟味して、マネージド・サーバーを活用して欲しいと思います。

Aさんのより一層の成長を信じ、マネージド・サーバーの第一部はこれでお終いです。次回からは、マネージド・サーバーをより身近に感じ、理解していただくために、事例を中心に課題の解決の方法や導入効果などを紹介していきます。お楽しみに!

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