クラフトマウス ~パソコンで作る四季の手作りクラフト

第7回クラフト・シー・ワールド(その1)

さあ、夏本番です。

みなさんのところの太陽も本気できばっていることでしょう。太陽がきばれば海だって黙っているわけにはいきません。大波小波のうねる中で、海の生き物たちが元気に動き始めます。元気な生き物たちを動き出しそうな(気持で)デザインしていきます。

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波を描きましょう

  1. まずは、舞台になる海原を描いていきます。
    直線を適当な長さで1本引いて、⁠Shift]キーなどを押したまま、平行に3本コピーします。これが、波になります。

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  2. [フィルタ]メニュー→⁠パスの変形⁠⁠→⁠ジグザグ]を選びます。

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  3. [ジグザク]ダイアログボックスが表示されるので、⁠ポイント][なめらかに]ボタンと[プレビュー]ボタンにチェックを入れ、確認しながら大きさと折り返しの数値を調整します。

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  4. 他の3本も同じやり方で変形します。
    作例では、上から下に行くに従って波の折り返しを増やし、大きさを小さくして、海原舞台の波頭を表現しています。

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  5. 波頭ができました。

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  6. それぞれ別レイヤーに分けて、名前をつけておきましょう。⁠レイヤー作ったときは名前をつける⁠⁠、これを習慣づけることをおすすめします。

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  7. 波頭をよく見ると、上の3本は両端で終わる位置が違っていることに気づきました。 同じ位置(両端の高さ)の方が気分がよいので、そろえることにします。

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  8. 右端のポイントを選んで消去します。
    一番下の波頭の端に合わせてガイドラインを引いて、ガイドと端のポイントが重なるよう、横方向に全体を拡大してやります。

    作例では自由変形ツールを使っていますが、拡大縮小ツールを使うときは。支点を左のポイント上において、⁠Shift]キーを押したまま、右方向にドラッグします。

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  9. はい、すっきりしました。

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  1. この両端に上辺の角が接するように長方形を描きます(⁠⁠ポイントにスナップ]をチェックしておくとよいでしょう⁠⁠。

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  2. 上辺の適当な位置にポイントを追加して、そのポイントを選択して上辺を消去します。

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  3. 波頭と凹型をつなげます。

    その前に凹型をコピーしておきましょう。
    そのあと、ダイレクト選択ツールで選択して、両端とも連結します。ポイントがぴったり合わさっていれば、図のようなダイアログが表示されるはずです。

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  4. 好きな海の色で塗りつぶして、ラインは塗り「なし」にします。⁠Shift][x]キーのショートカットで塗りと線の色指定を入れかえることができます。

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海原を仕上げましょう

  1. 別の波レイヤーに、さっきコピーしておいた凹型を[前面へペースト]でコピー時と同じ位置に配置します。単にペーストをしてしまうと、アートボードの中心部に配置されてしまうのでご注意を。
    凹型の上端を波頭の両端にぴったり合わせるよう、⁠Shift]キーを押したまま垂直移動して先ほどの工程を繰り返します。

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  2. すべての波に面ができました。

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  3. 近景と遠景の重なり方が逆になっていますので、⁠レイヤー]パレットでレイヤーをドラッグして入れかえ、重なりと上下それぞれの位置関係を整えておきます。

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  4. 波を複製して下方向にずらします。

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  5. さらに横に拡大し、もとの波とずれが生じるようにします。

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  6. もとの波と複製した波の両方を選択し、⁠パスフィンダ]パレットの[分割]などでオブジェクトを切り離し、色を変えて、波頭の部分を表現します。

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  1. 他の波も同じようにします。作例では一番奥の波には処理を行っていません。このあたりのさじ加減はお好みでどうぞ。

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  2. 再び手前の波に戻って、またしても下位置に複製を作ります。複製した物の色味を調整して、海の深さをあらわしました。奥の波にも忘れずに。

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  4. 一番奥に「空」レイヤーを作って、空色の長方形を加えます。

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  5. 楕円ツールで円を重ねて、入道雲を描きました。

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  7. 小雲も加えて、海原舞台の完成です。

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大波小波の海原舞台が画面上に現れたことと思います。

今回はすこ~し長くなってしまいましたから、この辺で次回へと続けさせていただきます。次はここで登場する俳優(女優)たちを描いていきましょう。お楽しみに!

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