さあ、
ホッチキスもテープも使わない、
面つけ
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A4サイズでプリントするように作ってあります。
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絵本を構成してみましょう
まずは絵本の内容を考えましょう。
少ないページ数でも子どもにたのしんでもらえるよう、
ラフスケッチを描きます。上は縦書きです。
いないいないばあっ、
とページをめくっていく感じで構成しました。 下は横書きです。背景がつながっている流れのあるページ構成にしました。キャラが横向きに進んでいく内容なら右開きがオススメです。
上が、
流れを見ながら絵をおいていくガイドです。ここで話を一目でみながら構成していけば、 地面や背景をつなげたりするのもやりやすいです。 下がページ配置用
(面つけ用) のガイドです。縦書きを青、 横書きを黒でナンバリングしてあります。 ページごとに組み合わせた絵を、
あとで上下回転させて面つけしていきますので、 ページごとにレイヤーを分けていくことを忘れないでください。 ガイドの上にキャラクターを配置して、
ページと同じサイズの四角形を描きます。 四角形がキャラクターの上になっている状態で全体を選択して、
メニューバーから [オブジェクト]→ [クッリッピングマスク]→ [作成] を選択し、 ページサイズで画面を切り取ります。 はい、
全てのページを並べました。縦書きなので右から左へ進んでいきます。 もう一度最終的なレイヤーをのせておきますね。
ページごとに文章を追加します。
では、
面つけしていきましょう。青くナンバリングされているのが縦書き用のページ配置位置です。 ページ1、
2、 3、 8を上下回転 (反転じゃないですよ) させて配置します。 横書きの方も絵を組み立てて、
面つけガイドに沿って配置しました。 背景はいっぺんに描いてからページごとに分割しています。
こちらは文章を入れるスペースをとると絵が小さくなりすぎてしまうので、
読み聞かせ専用にして、 文章の本を別に準備することにしました。
絵本を製本してみましょう
では、
下図がプリントアウトしたものです。
まずは長辺で山折りにします。
折ったものを一度開いてから、今度は短辺で山折りし、
そしてまたそれを開いて、折り目をつけます。 両端から中心へ観音開きになるように谷折りにします。
一度全体を開いて、
中心線の2ページ分に切り込みを入れます。 上から見ると十字になるように、折り目に沿って折ります。
表紙が一番上になるように折りたたんで出来上がりです。
主人公のこどもはもちろん、
横書きパターンの最後は、
大事なのは、
いかがでしたか?
せっかく作ったキャラクターです。続編、
絵本づくりは、
次回は
お楽しみに!