「バード・
でも、
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- 『工作ランド・
手作り昔のおもちゃ』 海保 洋司・ 著 誠文堂新光社
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小鳥のデザインをしてみましょう
前回作った展開図を眺めながらどんなデザインにしようか考えました。
木の肌をモチーフにして、
上に小鳥を止まらせようかとも思ったのですが、 おりしも窓の外の木にシジュウカラがやってきたので、 ストレートに小鳥そのものをデザイン化することに決定です。 せっかくアピールしてくれたのでシジュウカラをモデルにします。
頭の中でデザインを作ってしまうことが多いのですが、
今回はそれを形にしてみました。 実際のシジュウカラに近いデザインです。
図鑑やネットの写真などを参考しておこしています。
デフォルメします。
笛の側面にはめ込んでみました。
う~ん…可愛くありません
さらにデフォルメしてみます。
今度は良い感じです。
並べてみると、
こうなります。
段階をふんでいくと、
デザインすることに慣れるためにも、
笛を組み立てていきましょう
笛の展開図にシジュウカラの図案を反映しました。
組みたてるために補助線を追加して、
展開図の完成です。 口をつけるところにインクがつかないようにしました。
今回は工作用紙に貼り付けて組みたてます。
まずは、
展開図をプリントします。 それほど厚みはありませんがコピー用紙よりはしっかりとした用紙にプリントしました。
ざっと切り抜いて、
裏に両面テープを貼ります。 工作用紙に貼り付けます。
前のクラフトのあとが残っていますが、
無駄なく使っているということでご勘弁ください。 パーツを切り抜きます。
ラビューム
(※) の穴も切り抜きます。 カッターで軽くなぞって折り目をつけます。
折った吹き口を貼り付けます。
底をのり付けして笛の完成です。
上面との吹き口の折り目の間は0.
試しに吹いてみるのは接着剤が完全に乾いてからにしてください。あわてると空気圧で笛がばらけてしまいます。
笛の前の部分を人差し指と中指でふさいで吹いてみます。
ピーッと鳴ったら大成功。
人差し指で穴を開けたり、
うまくならないときは、
- ※:ラビューム
- リコーダーやホイッスルなどの笛で音を出すための穴の部分のこと。音階をつけるため指で押さえる穴のことはトーンホールという。
今回の反省点
最初は鳴るのですが湿気ってくるとすぐに鳴らなくなりました。
湿気防止のために、
中に仕込む吹き口は、
プラスチックのプリント用紙も出回っていますから、
楽器づくりは難しいですね。でも、
次回は子供も夏休みに突入していますね。何か手の込んだことにチャレンジししてみようかな…などと
お楽しみに!