動画のちょっとしたコツご理解いただけたでしょうか。
ゾートロープ用の動画は、
- 参考図書
- 『ぼくにも作れるアニメーション 手づくりであそぼう』 やべ みつのり作・
絵 童心社
- PDF作例のダウンロード
作例は、
A4サイズでプリントするように作ってあります。
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動画のベースを作成しましょう
ゾートロープ用の動画はエンドレスになっているのがいいと思います。
そこのところを頭において、
絵コンテを元に動画をおこします。羊は手足のパーツを別にして動かすので1枚だけです。
動画をトレースしましょう。
腕と脚など後で動かすパーツはレイヤーに分けておいてください。
羊に動きをつけてやります。
この動きをつける話、
次にアニメーションを取り上げるとき、 もう少しじっくりやりますね。 オオカミもトレスしてやります。
動きを重ねてみるとこんな風になっています。
アニメーションするとこんな風に動いています。
動きを順に並べてみました。
ゾートロープはどちらにも回転できるので進行方向はどっちでもいいのですが、
右回りだと考えると、 これと逆に進行させた方がいいですね (毎度出来上がってから気づきます)。 こんな感じです。
ベースとフィルムを別々に作って張り替えるようにしてやるのもいいと思います。
その場合は、
ベースは黒く作っておくと後で塗る必要がありませんが、 プリンタのブラックインクを大量に消費します。手で塗った方が経済的ですね。
組み立てていきましょう
さあ、
厚めの用紙にプリントアウトします。
横長ですので何枚かに分けてプリントアウトします。
おおざっぱに周辺を切り抜いて、
裏から墨を塗ってやります。 周囲とスリットを切り抜きます。
コマの枠線ごとプリントアウトしてしまったので、
ホワイトで修正しました。やることがアナログです、 すいません。裏を黒く塗る前ならプリントアウトし直したのですが… 二枚をつなぎました。
スリットが重なるところは重ねてつないでから改めて切り抜いています。
丸めます。切り抜く前に丸めグセをつけといてやると丸めやすいです。
スリットからのぞくとアニメーションする、
というわけです。
アニメーションを見てみましょう
アニメーションさせるためにはこの本体を回転させなくてはいけません。
段ボールなどを使って回転台を制作してもいいのですが、
レコードプレイヤーのターンテーブルに置いてみました。
これはばっちり!
こんなものを見つけました。これはなにかというと、
そこで…
丸皿をのせて、
なかなかスムーズです。
しかし、
そうだ、
さらにそれを物干し竿から吊します。
回してみましょう。
風が吹いてきてあおられてしまったけど、
いかがでしたか?
え?
がんばってみたのですが、
肉眼で見て欲しいなあ。見る価値があります。
東京・
ではでは、
お楽しみに!