第5回前編ではコンバージョンの測定方法や直接コンバージョンと間接コンバージョンについて説明しました。
後編ではもう少し詳しくコンバージョン測定について見ていきましょう。
2つのコンバージョンの考え方
コンバージョンには2つの見方があります。
コンバージョンを中心に流入元の効果を測定する見方と流入元からコンバージョン数
例を挙げて違いを説明しましょう。
上記の図の場合、
しかし、
流入元から見てコンバージョン数を合算すると3になります。
どれをコンバージョンの流入元とするかは測定ツールで違いがあります。
広告のみを測定するツールとサイトへの流入全体を測定できるツールでコンバージョンに差が出るのは流入からコンバージョンを見るか、
計測ツールが間接効果をレポートできる場合は仕様を確認しておきましょう。
各流入元のコンバージョン測定
コンバージョン測定の仕組みが理解できたら、
- 広告のコンバージョン
広告毎に出稿先、
以下のような項目が広告別にあるとよいでしょう。
広告ID 広告名称 媒体名 クリエィティブ
広告効果の測定の項目
- インプレッション数
(媒体側から入手) - 流入数
(広告クリック数) - コンバージョン数
(できれば間接と直接) - 直帰率
- 検索連動型広告のコンバージョン
ここで重要なことは、
最も簡単な方法は検索連動型広告出稿時のリンク先URL
もう一つは検索連動型広告からの流入時に実際にユーザが検索エンジンで検索したフレーズを取得することです。
このデータはSEO/
検索連動型広告の測定については次回 「SEO/
検索連動型広告の測定の項目
- インプレッション数
(媒体側から入手) - 流入数
(キーワード広告クリック数) - コンバージョン数
(できれば間接と直接) - 直帰率
検索連動型広告の測定については次回 「SEO/
その他のコンバージョン
広告以外の流入元のコンバージョン測定には以下があります。
- 自然検索キーワード
- 流入元のホスト
(ページ) - アフィリエイト
- メール
(メルマガ) - RSSリーダー
測定項目
- クリック数
- コンバージョン数
- コンバージョン率
- 直帰率
自然キーワードはキーワード毎、
コンバージョン属性
コンバージョンしたユーザの属性データがわかると、
- 時間
- 注文番号
(資料請求番号や顧客番号) - 金額
- 数量
- その他属性データ
(会員・ 非会員の区別など)
この属性データと流入元のデータを付き合わせることによって、
コンバージョン属性を抽出できる測定ツール
第7回は 「SEO/