Webデザインの話に入る前に、
デザインとアートの違いは何か?
この疑問は、
目に見えるもしくは耳に聞こえる、
Webデザインで言えば、
私が考えるアートとデザインの違い
- アート:
自分の中心からわき上がる感情などを自由自在に制約なく表現する
(鑑賞することで他者が共鳴したり感動することはあるが、他者の問題解決を目的としているわけではない) - デザイン:
自分だけでなく、
自分以外の他人や社会に向けた、 何らかの問題解決をする目的を持った表現する
(他者が持つ何かしらの問題を解決することを意図しているため、良いデザインをされることにより、 他者に明確なメリットがある)
デザインされている/
デザインには必ず「目的」がある
デザインする以上、
例えば、
- 人を楽しませる目的
- 売上を上げる目的
- ブランディング効果を上げる目的
- より多くの人にアピールをする目的
などが考えられます。
デザインするにあたって、
目的を果たすデザイン(ここでは、Webデザイン)をするために考慮しなければならない事柄
- 目的を明確にし、
ぶれることのないようにする - 企画や仕掛けを考える
- 発信したい情報の種類・
性質を分類する
(情報を分類することはインターフェースを考える上での基礎にもなります) - ターゲット層を決める
- コンセプト・
テーマを固める
(ポップなのか落ち着いているのか、シンプルなのか派手なのか、 など。また、 メタファーがある場合はそのイメージも。配色する上でのキーワードにも影響します) - ビジュアルアイデンティティ
(CIロゴデザイン規定など) がある場合は配慮する
(CI デザインで決められた書体やカラーを定めていることがあります。Web に落とし込んだ場合、見出しのグラフィックテキストやテーマカラーに影響します) - キーワード・
イメージから連想される配色・ トーンの選定
(ロマンチック・プリティ・ ナチュラル・ エレガント・ カジュアル・ ゴージャス・ ダイナミック・ クラシック・ シック・ ダンディ・ モダン・ クール・ カジュアル・ クリアなどというように、 イメージにあったキーワードから連想される配色・ トーンを選び、 カラープランニングを行います。CIロゴデザインによっては使える色に制約を設ける場合もあります)
--参考:キーワードイメージからカラーを選定する isbn:4948759716 Webディレクション完全ガイド - インターフェースを設計する
(特殊なターゲットによっては、あえて一般的なインターフェースを逸脱する場合もありますが、 基本的にターゲットの層にとって使いやすく、 見やすくすることが基本) - ビジュアル・
ディテールやパーツを選定/ 仕上げする
(イラストや写真・アイコンなどを利用する場合は、 テーマや色味に調和するものを選ぶ) - 更新することを前提に管理しやすいルール作り
(もしくはシステム設計) をする
(紙媒体のデザインと大きく異なる部分です) - マークアップデザイン
- アクセシビリティ
(より多くの環境で情報を閲覧・ 取得できるようにする) を向上させる - コスト
(制作にかかる時間・ 予算・ リソースなど)
このように、
私が経験でつかんだ、ちょっとしたデザインのコツ
また、
ロゴがあらかじめ決まっている場合、ロゴにひっぱられないようにラフデザインを起こすとうまくいく場合がある
ロゴはそれ単体で強烈なインパクトを持っている場合があります。ロゴの持つ印象にひきずられすぎると、
配色・トーンを決める前にやってみること
デザインカンプを作る際に、
デザインする過程で選んだ事柄に対し、全て理由を説明できるようにする
色にしても、
Webサービスをつくることから学んだ「デザインを楽しむこと」
最近の Twitterブームに便乗して、
このサービスは、
家入氏のリリースするサービスからは、
また、
私の作ったコクッター!
クライアントワークに置き換えた場合でも、