W3Cが(X)HTMLやCSSについての勧告を出していることにより、
Validな(X)HTMLの基準として挙げられるポイント
まず、
- 仕様のとおりに書かれている
- HTMLバリデータ
[1] で減点されない
ことが挙げられます。
DTD
validだと何が良いのか
- XHTMLをXMLアプリケーションとして考えると、
パースエラーの出ることのない利用価値のある文書となる (validではないものではパースエラーが出てしまう) - 正しい(X)HTML文書に対してでないと、
CSSが意図した通りに機能しない - 点数が満点になることによる制作者の満足感が高まる
何回かこの連載で取り上げましたが(X)HTMLは文書構造・
- 文書構造が適切に意味付けされていること
- DTD・
仕様に沿って適切な要素が使われていること - 見栄え・
振る舞いに関わる記述を(X)HTMLで書かないこと (それはCSSの担当です)
これらに注意しつつ、
私たちがお化粧をするときに、
また、
とくにAnother HTML-lintでは、
(例)
バリデータで100点満点をとることに満足してはいけません
正しく(X)HTMLを書くのはWeb制作者に最低限必要だと考えますが、
具体的なエラーケース:
「<div>と</div>の間が空」というエラーの事例
最近では リッチなインターフェースを実現するためにJavaScriptライブラリなどを利用する機会も増えてきました。ライブラリにもいろいろな種類があり、
この場合、
このようなケースのように、
<div></div>でも、良くない例もある:
<div style="clear:both"></div>や<div class="clear"></div>
<div style="clear:both"></div>や<div class="clear"></div>
これは、
CSSはどのように考えるか
CSSにももちろんW3C validation serviceがあります。
もちろんCSSも正しいとされるものを目指して書くのが望ましいです。ただし、
PCで閲覧されることが想定されるほとんどのWebページは、
正しいCSSだけで意図通りに表示できるのがもちろん理想です。けれど正しいCSSだけに拘ることによって、
正しいCSSでなければならない理由についてよく考察されている文章がありますのでご紹介します。
Lucky bag::blog: CSS が valid でなければいけない理由って何ですか?のコメント欄より
- よりシンプルな解決方法はないだろうか?
validであってCSSの解釈の違いから解決することはできないか考える。- 同じ表現になるような代替案は無いだろうか?
スタイルを適用する要素を変えたりして同じような表現はできないか考える。- ビジュアルデザインのほうに無理は無いだろうか?
デザインを少し変えるだけで解決できるなら、同等か、 さらに良い表現方法はないか考える。 - 1,2,3で解決できない場合は適したハックを選んで最小限使う。管理できるようにコメントをつける(そして、
僕はここでその記述がvalidかinvalidかは気にしない。この段階ではアンダースコアハック万歳な気分になってる)。
http://
また、
- 参考1:
- http://
homepage1. nifty. com/ VET06031/ web/ lint100. html - 参考2:
- http://
www. akatsukinishisu. net/ itazuragaki/ css/ invalid_ css_ and_ webstandard. html - 参考3:CSSハック一覧表
- valid/
invalidとブラウザ別の読み取りの可否が一覧で見ることができる便利な表となっています。
http://spreadsheets. google. com/ pub?key=prvB_ MFPHuEHOYL7ulKmYOQ&output=html