長期的に確保できるのだ。
集客導線確保のためのブログパーツ活用事例
タグホイヤーブログパーツ
タグホイヤーが4年間の開発期間を経て、独自に考案、開発特許を取得したムーブメント「キャリバーS」を、ウェブ上で忠実に再現したブログパーツ。
ANGELFIT ブログパーツ
東京とニューヨークの時間が表示され、ブログに合わせてカスタマイズ可能なメイベリンニューヨーク エンジェルフィット ブログパーツ。
Another Bookmark ブログパーツ(カスタマイズ可能)
Another Bookmarkの最新投稿を表示するブログパーツ。ブログに合わせて、より詳細にカスタマイズすることが可能。
ブログパーツをユーザーが貼りやすくするために面白い企画を行うことも当然だが、装飾品として、広告を載せず、ブログにあわせてカスタマイズ(サイズ、色など)を可能にすることも効果的だ。またブログパーツからの更なる二次的な波及効果を狙い貼り付けソースやダウンロードページへのリンクを載せることも重要である。またSEO効果を高めるためにJAVASCRIPTが切られている、またはFLASHPLAYERがインストールされていない場合に表示する代替画像・テキストにウェブサイトへのリンクを含むべきである。
また、ブログパーツを公開した際は「ブログパーツ」というキーワードの検索結果に表示されるプログパーツのニュースサイトへ掲載することが有力な集客方法となる。
ブログプレーヤー
サイト上でCMなどの映像コンテンツを配信する場合、ブログパーツとして映像プレーヤーを配布する事はとても効果的である。通常のブログパーツとは違い、エントリーに貼られることが多いが、その分ユーザーも気軽に貼ることができる。さらにYoutubeのプレーヤー等を通じて広めるバイラルコンテンツとは違い、プレーヤーにブランドロゴなどを含め、サイトへのリンクを行うことができる。通常のブログパーツ同様、ダウンロード用のソースやリンク、代替(オルタネート)画像・テキストも用意するべきである。
映像コンテンツを利用したブログパーツ活用事例
MASCARAMAGAZINE TV-CM
「ボリューム エクスプレス ターボ ブースト」のTVCMが表示できるブログパーツ。
ブログリリース
ジャーナリスト向けのプレスリリースには掲載内容をコントロールするだけでなく、記事の執筆の負担を軽減し、掲載を促す効果がある。ウェブサイトやコンテンツにもブログに向けた「ブログリリース」が効果的である。HTMLコードをコピーペーストすることによりブログを持つユーザーは安易にウェブサイトやコンテンツの紹介を行える。また、そのHTMLコードがリンクやキーワードを含むことでウェブサイトへのSEO効果も期待できる。また、各種ウェブメディアに対するプレスリリースとしても活用できる。
ブロガーに向けたブログリリース活用事例
MASCARAMAGAZINE ブログレビュー
ブログエントリーでマスカラマガジンの紹介を補助するタグを提供する。抽選でマスカラ商品をプレゼント。
タグホイヤー ブログリリース
ブログエントリータグ・ホイヤー フォーミュラ1 ドリーム・キャンペーンの紹介を補助するタグを提供する。
広告出稿(バナー、テキスト、タイアップ)
ターゲット層に合ったポータル、ニュースやブログサイトへバナーやテキスト広告を出稿することも効果的な集客につながる。こういった広告のコンバージョン率を向上させるにはキャッチーなデザイン、エフェクトやコピーだけでなく、サイトを訪れるインセンティブを明記することが重要である。ターゲット層のユーザーを多く含む場合はコンテンツとしてそのサイト内にタイアップページを設けることも効果的だが、必ずウェブサイトへのリンクは掲載するべきだ。
ティザーサイト
ティザーサイトはウェブサイトの公開前にユーザーの期待感を喚起し、リピートアクセスを促すだけでなく、リピートプロモーション用のメールマガジン登録を行ったり、サイト公開までに検索エンジンにサイトの情報を告知する役目も持つ。ウェブサイトの制作と平行してこういった機能を持つコンテンツを公開できれば公開時の集客には多いに役に立つ。
また段階的にコンテンツを公開することにより複数回のユーザーへのアプローチが可能となり、リピート率の向上や、ブログ、ソーシャルブックマークなどへの掲載率の向上が見込める。
メールマガジン
モティベーションの高い自主的な登録会員に宛てたものや、ユーザーのプロフィールによりターゲティングされたメールマガジンは様々な手法の中でも高い集客率を達成する。ウェブサイトの公開時にメールマガジンを通じてアプローチすることができる会員が要れば必ず行うべき手法である。バナーなどの広告同様、アイキャッチなコピーや明確なインセンティブが明記されていることは重要だが、ユーザーに向けてその情報が「限定」され、「 いち早く」届いたものと演出することも興味を喚起することに繋がる。
SEO
ウェブサイトへの集客を行う上で、SEO(Search Engine Optimization)は無視できない。ユーザーの検索に対しウェブサイトを結果として表示し、様々なモティベーションを持ったユーザーを集客することができる。日々メソッドが進化し、大変奥が深いSEOだが、ここでは新規のウェブサイトに対して行うべき基礎的なポイントを説明しよう。
Yahooへのカテゴリー登録
Yahoo! ビジネスエクスプレス という有料サービスよりYahooへのカテゴリー登録が可能である。直接Yahooカテゴリーからのアクセスはそこまで多いものではないが、登録を行うことでYahooは「信頼性のあるサイト」として検索結果の上位に表示することとなる。また、他の検索エンジンもYahooカテゴリへの掲載を優先基準として判断するので、YahooだけでなくGoogleの検索結果などにも影響を及ぼす。また、ヤフー以外にも効果的なディレクトリへの有料登録サービスがあるのでSEO対策として必ず対策に含めるべきである。
主な検索ディレクトリ登録サービスを活用
Yahoo! ビジネスエクスプレス
商用(営利)目的のサイトをYahoo!カテゴリに登録できるかを審査し、結果をメールにて返信する有料サービス。
Jディレクトリ
Livedoor、TBS、Fresh eye、MARSFLAG、MEDWEB、AAA!CAFE、Highway、GYAO HIKARIなどで使用されるカテゴリ検索のデータベースに登録できるサービス。
www.xlisting.co.jp/directory_service/>モンキーポッド
goo、Apple、@NetHome、Cybozu、DION、@woman、hi-ho、関西どっとコム、OCN、ODN、Sleipnir、So-net、Teporeなどで使用されるカテゴリ検索のデータベースに登録できるサービス。
metaタグの設定
Googleはmetaタグを認識しないようだが、Yahooは重視する。キーワードアドバイスツールなどのサービスを利用し、ユーザーがコンテンツを求める際に入力するキーワードの組み合わせの中からもっとも効果的な(検索件数が多い)キーワードを20個(20以上はspamと見做される)選定し、metaタグ内に挿入する。またこれらのキーワードを活用し50~100文字のサイトの説明文を書こう。Meta descriptionと呼ばれるこの説明文はSEO効果だけでなく、ユーザーが検索時に読み、サイトの内容を理解するテキストなので、求められる情報を的確に伝える必要がある。
metaタグのなかで検索エンジンがもっとも重視するのがページのタイトルである。Discriptionと同様、SEOの観点から有効なキーワードを多く含み、ユーザーに的確にページの内容を伝える文章が必要となる。文字数の目安は20~40文字としよう。
Googleエイジングフィルタに対する対策
Googleには開設から3~6ヶ月未満のサイトを検索結果上位に表示しないフィルタ(エイジング・フィルタ)を設けている。新規ウェブサイトの場合、公開3ヶ月前からティザーを公開し、それをGoogleへ登録 することにより回避が可能となる。
外部リンク
ウェブサイトのSEOに対して外部からのリンクの数とそれらの質(リンク元の信頼性とキーワードへの関連性)は大変重要である。どれだけの外部リンクを信頼性のあるサイトから獲得できるかがウェブサイトの検索結果上位表示の鍵を握る。ウェブサイトを公開した後はどれだけ多くのサイトにリンクを掲載してもらえるかを検討しよう。
コンテンツ内のテキスト
ウェブサイトのコンテンツ内に検索キーワードを含める際、上部に大きな文字で含める事が重要とされている。また、h1タグ内にキーワードを含めば検索エンジンはそのキーワードについてのウェブサイトだと理解する。画像のaltタグ内にキーワードを埋め込むことも重要な手法だ。サイト内にできるだけ多く、キーワードを含めるようにしよう。
代替(オルタネート)ページ
ウェブサイトをFlashで作成する場合、コンテンツやリンクが検索エンジンに読み取られないSEOの観点からはとても不利になる。SWFファイルをJavascriptでページに貼り表示し、Javascriptが切られた際に表示される代替(オルタネート)ページを用意することでこの問題は回避できる。サイト内のコンテンツテキストやリンクを一覧できるページを用意しておくと良いだろう。
http://www.ficc.jp/ 。ブラウザのJAVASCRIPTを切ると最新の更新や企業情報などがHTMLで表示される
検索エンジン、ディレクトリへの登録
検索エンジンへの登録はお互いの検索結果に対しても相乗効果を発揮する。一発太郎などの登録サービスを活用し、複数の検索エンジンへ一括登録を行い、Yahoo、Google、MSNなどの主力検索エンジンへは個別に登録を行うべきである。
主力検索エンジンへの登録
一発太郎
複数のサーチエンジンにサイトを登録依頼する事が可能なサービス。
Yahoo
Yahoo!社が運営するポータルサイト。ディレクトリ型のサーチエンジンが中心。
Google
Google社が運営するポータルサイト。自動巡回による全文検索型で高い精度を実現したサーチエンジン。
MSN
Microsoft社が運営するポータルサイト。サーチエンジンはWindows Live Search。
SMO
インターネットを利用するユーザーは多くの時間をブログやSNS、ソーシャルブックマークやソーシャルRSSリーダーなどのいわゆるソーシャルメディアに費やし、情報を常に収集、発信、共有している。これらのソーシャルメディア上で登録や掲載を行いウェブサイトの視認性を高める事をSMO(Social Media Optimization)と言う。
ソーシャルブックマークサイトへの登録
はてなブックマークやYahooブックマークなどのソーシャルブックマークサイト自体に登録を行いリンクを作ることで「信頼性の高いサイト」からのリンクとして検索エンジンに認識される。また登録の際に有効的なキーワードをタグとして登録することで、ブックマークが検索され、更なる登録を獲得することに繋がる。
ソーシャルブックマークサービスの活用
はてなブックマーク
株式会社はてなが運営する国産のソーシャルブックマークサービスのひとつ。
Yahooブックマーク
Yahoo!社が運営する国産のソーシャルブックマークサービス。
del.icio.us
2005年12月に米Yahoo!が買収したソーシャルウェブブックマークサービス。ソーシャルウェブブックマークの先駆け。
Saaf
ngi media株式会社が運営する国産のソーシャルブックマークサービス。まとめ機能が特徴。
livedoorクリップ
株式会社ライブドアが運営するソーシャルブックマークサービス。
ニフティクリップ
ニフティ株式会社が運営するソーシャルブックマークサービス。「 ニフティクリップβ」としてサービス開始。
ソーシャルRSSリーダーへの登録
ソーシャルRSSリーダーへウェブサイトのRSSを登録することによりユーザーをサイトへ誘導し、検索エンジンに「信頼性の高いサイト」からのリンクとして認識される。はてなRSSの場合はユーザー単位でページが生成されるため、購読者数が増えれば増えるほどリンク数が増加する。
ソーシャルRSSリーダーの活用
はてなRSS
株式会社はてなが運営しているウェブの新着情報を効率的に収集するための、オンラインRSSリーダーサービス。番組表モードやポッドキャストや動画に対応している。
ウェブリリーダー
biglobeが運営しているウェブの新着情報を効率的に収集するための、オンラインRSSリーダーサービス。
Livedoor Reader
株式会社ライブドアが運営しているウェブの新着情報を効率的に収集するための、オンラインRSSリーダーサービス。キーボードショートカットやピンなどの機能がある。
feedpathRabbit
フィードパス株式会社が運営しているRSSとフォークソノミーからブログやニュースサイトなどの最新情報をまとめて読め、ブログエントリーやSNSなどに記事を引用して投稿できるサービス。
ソーシャルニュースサイトへの登録
ソーシャルニュースサイトへウェブサイトを登録することによりユーザーをサイトへ誘導し、検索エンジンに「信頼性の高いサイト」からのリンクとして認識される。
ソーシャルニュースサイトの活用
@niftyトピックイット
ニフティ株式会社が運営するソーシャルニュースサービス。投稿したトピックに対して、他ユーザー評価や意見をすることができる。
Newsing
株式会社マイネット・ジャパンが運営するソーシャルニュースサービス。ニュースの投稿・評価ができる。ランキングを表示したブログパーツもあり。
はてなブックマーク(ニュース)
はてなブックマークに投稿された記事に対してコメントやトラックバックを送ることができる。
Yahooみんなのトピックス
ヤフー株式会社が運営するソーシャルニュースサービス。
Buzzurl
株式会社ECナビが運営するソーシャルニュースサービス。
Sitemaps0.9
Googleが開発者向けに提供しているツール。サイトの更新情報やサイトの構成、ページの一覧をXMLファイルとしてクローラに知らせ、効率的にサイト内のページをインデックスさせる事ができる。YahooやMSNなどもSitemapsの企画を採用しており、SEOには欠かせないツールとなっている。
集客プランとスケジュール
これまで説明した対策の中から制作するウェブサイトに使用することができる手法はすべて採用し、最大限の集客を行うべきである。また対策により効果の大小、期間、二次的な効果の有無は様々である。長期間に渡る集客プランでは、トラフィックが落ち込んだ時期に合わせてリピートプロモーションをかける事や、定期的な対策を想定するべきだ。
上記を踏まえてウェブサイトの制作時に必要な集客プランを立ててみると良い。そこから必要なコンテンツや、機能、プロモーションに適したクリエイティブディレクションへのヒントも見えてくるはずだ。
集客に繋がるウェブサイトを制作するポイントとしては「多くのユーザー」に「価値のある情報」を提供する事。集客プランとサイトの企画により上手に情報の流れをコントロールし、ユーザーに満足感を与えることによりウェブサイトへの集客が成功する。