ウェブサイトは”
しかしユーザーは様々なキーワードで検索を行い、
キーワードの洗い出し
FAQの制作にはサイトのコンテンツプランニング時に作成したキーワードリストを使用する。まずは製品やサービスのカテゴリー、
- Google キーワードツール
- キーワードに対する関連検索を最大150項目まで表示でき、
エクセル用のファイルを書き出すことができる。このファイルをベースにユーザーニーズを管理する。 - Overtureスポンサードサーチ
- メインキーワードに関連する新たなキーワードを検索数の目安と共に参照できる。ここで拾った新たな関連キーワードを再度キーワードツールに入れると良いだろう。
- FERRET
- 入力されたキーワードに対する関連検索を検索数の目安と共に参照できる。Googleキーワードツールより多くのバリエーションが出るので、
エクセルファイルと比較して足りないものを加えよう。Googleキーワードツールの 「平均検索ボリューム」 は後ほどキーワードのソートに使用するので、 FERRETから拾ったキーワードは再度キーワードツールで調べておく。
有効キーワードのフィルタリング
作成したリストから提供する製品やサービスの購買に繋がるキーワードをフィルタリングしていく。いくらユーザーのランディングを獲得できても、
例としてFICCでLPOを行った場合:
- メインキーワード
- ウェブ制作、
プロモーション、 ブランディング - Overtureから得た関連キーワード
- Web、
ウェブサイト、 構築、 デザイン、 企業、 マーケティング、 コンサルティング、 CI、 集客、 ブランドイメージ、 開発、 ブログパーツ
上記のキーワードをキーワードツールとFERRETで調べると2000件以上の関連キーワードリストになるが、
質問の作成
次に一つ一つのキーワードに対し、
- 関連検索ワード
- キーワードを再度キーワードツール、
OvertureとFERRETに入力、 一緒に検索されているキーワードをリストする。またGoogleでも関連検索が表示されるのでこれらのキーワードも表に入力する。 - ユーザーニーズ
- 関連キーワードからそのキーワードに対してユーザーが何を知りたがっているかの仮説を立てる。全ての関連キーワードをカバーするために複数のユーザーニーズをリストしよう。
- 検索トップ
- キーワードをYahooやGoogleで検索した際にオーガニックで1位に表示されるページとその内容を記載する。また、
そのページがユーザーニーズのいくつに答えているかを検証する。また、 トップに出てくるコンテンツを読むことで、 キーワードのみからは見えないユーザーニーズを知ることも出来る。 - 質問
- ユーザーが検索を行う際に考えているであろう
「質問」 をリストする。この質問がページのタイトルにもなるので、 キーワードと関連キーワードを盛り込む。 この作業をフィルタリングされた
「全て」 のキーワードに対し行う。
例として「webプロモーション」で質問の作成を行った場合:
- 関連キーワード
- 事例、
流れ、 マーケティング、 広告、 インターネット、 オンライン、 ウェブ、 戦略、 コンサルティング、 会社、 制作、 集客、 宣伝 - ユーザーニーズ
- Webプロモーションのコンサルティングから制作までを行う会社は?
- Webプロモーションの事例のある会社は?
- 集客・
宣伝・ 広告効果のあるwebプロモーションとは? - 戦略的なマーケティングに応えるwebプロモーションの流れとは?
- 検索トップ
- 某大手IT会社の制作サービス紹介ページ (主にワークフローを紹介)
- 質問
- FICCではwebプロモーションのコンサルティングから制作まで行いますか?
- FICCにはどのようなwebプロモーションの事例がありますか?
- FICCが提案する集客・
宣伝・ 広告効果のあるwebプロモーションとは? - FICCが提案する戦略的なマーケティングに応えるwebプロモーションの流れとは?
答えの作成
質問に対する答えは簡潔に、
- 差別化のポイント
- 紹介するサービスや製品が唯一無比であることをユーザーに印象付ける。アンチテーゼではなく、
サービスや製品の独自の 「特徴」 や 「違い」 をアピールする。 - No.
1の実績 - 紹介するサービスが
「より良い」 (ベターな) ものである事を理解させるためにNo. 1 (トップレベル等) であることを伝える。内容を限定して独自のカテゴリーを作ってでも、 No. 1であることを表現する。
答えの本文には出来るだけ関連キーワードを盛り込み、
ランディング後の導線
ユーザーニーズにマッチングさせたFAQでランディングさせた後は以下の情報をまとめることで、サイト内のユーザー導線を確立し、離脱を防ぐことができる。
- 質問のカテゴリー
- 答えの作成を全てのキーワードで繰り返した後、
質問をカテゴリー別に分ける。 カテゴリーは質問の一覧ページとなり、 ランディングや横遷移にも有効である。 - 関連コンテンツのリストアップ
- サイト内で関連するサービスや製品紹介コンテンツへのリンクを個別にリストアップする。もし、
直接エグジットへのコンバージョンが可能な場合はそのリンクも加える。 - 関連FAQのリストアップ
- コンバージョンに役立つ更なる情報が別のFAQに存在する場合はそれらのリンクもリストアップする。
ここまで見てきた情報を全てまとめてFAQを作成する。かなりヘビーな作業だが、
次回は効果的なブログプロモーションについて説明する。