未来を良くするための考え方を知る―開校式
2010年11月27日、「WebSig1日学校」がデジタルハリウッド大学八王子制作スタジオで開催されました。本イベントは、WebSig24/7と技術評論社が共同で開催する郊外型の勉強会。授業は、デザイナークラス(アートディレクター、デザイナー)、エンジニアクラス(システムエンジニア、プログラマーなど)、マネジメントクラス(プロデューサー、ディレクターなど)の3クラスです。ここでは各クラスと共通授業、課外授業、放課後の模様についてお届けします。
体育館で行われた開校式では、WebSig1日学校実行委員長・和田嘉弘氏と技術評論社・馮富久氏の自己紹介とイベントの概要説明が行われました。中心となるキーワードは、サブタイトルでもある「未来のあなたのWebを変える1日」です。大量生産、大量消費、大量広告が崩壊しつつある今、Web制作業界の人間として今後どう進むべきなのか。その問題について、豊かさより幸せを求め始めた社会に見る「社会・価値観の変化」、“作ればいい”から次の段階へと進化する企業Webサイトに見る「インターネット/Webの変化」、Webデザイナーの職業的特殊性が薄れゆく状況から考える「技術・グローバル経済の変化」の3つをポイントに改めて考えてみよう、との想いが含まれています。
和田委員長は、「技術的、即効的なTipsはこの学校にありませんが、未来を良くするうえで長期的に活かせるモノの見方や、本質的な考え方を身につけてもらえれば」と受講者に向けて語りました。