WebSig24/7通信

第8回受託とサービスデザインの未来を考える1日~10月5日にWebSig1日学校2013開催

WebSig24/7代表の和田です。こんにちは。

年に1度の大イベントWebSig1日学校が今年も10月5日に開催されることになりました。

画像
WebSig1日学校2013
http://1ds.websig247.jp/2013/
日時2013年10月5日 10:00~20:30(9:30受付開始)
場所デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ

WebSig1日学校ってなに?

WebSig1日学校は「未来」を大テーマに、廃校になった小学校をまるごと借りきって1日勉強する、というオトナの1日学校です。

今年で4回目の開催となります。

過去のWebSig1日学校のテーマ

  • 2010年:考える
  • 2011年:考えぬく
  • 2012年:温故知新

クリエイティブ、エンジニア、マーケティングの領域はもちろん各テーマを深めていただくユニークな先生方に登壇いただいてきています。

昨年の様子

昨年の様子は以下ページにてご用意しています。

終了報告・フォローアップページ | WebSig1日学校2012
http://1ds.websig247.jp/2012/close.html

どんな雰囲気だったか、写真で少しご紹介しましょう。

小学校という非日常で1日Webの未来を考えます。

登校風景。秋晴れの中、校舎の中で学びます
登校風景。秋晴れの中、校舎の中で学びます

セミナーではなく「授業⁠⁠。明日から使えるTIPSではなく長く使えるモノの見方、考え方を考えるのが、WebSig1日学校の最大の特徴です。

授業風景。先生がコスプレも(笑)
授業風景。先生がコスプレも(笑)

小学校と言えば体育館もあります。体育館では、共通授業やグループワークなど、全員参加で「学び」を体験します。

体育館で全員参加の共通授業。グループワークもあります
体育館で全員参加の共通授業。グループワークもあります

今年のWebSig1日学校~あたりまえになったインターネット/Webってなんだ?

今年のテーマは「Re-design:あたりまえになったWebを考えなおす」です。

このテーマでは、

  • 1:だれもが、2:いつでも、3:どこでも、意識せずつかえるもの。

この3つがポイントと捉えました。

この3つを言い換えればこのようになります。

  1. インターネットの一般化(普及率ではなく)
  2. つながりっぱなしの世界
  3. モバイルインターネット

もう少し噛み砕いてみたいと思います。

1の「インターネットの一般化」は皆さんもリアルな実感がすでにあるところでしょう。総務省発表データから見ると、平成23年末のインターネット利用者数は9,610万人、人口普及率は79.1%です。普及ではなく一般化としたのは⁠実際に使われるようになった⁠というところがポイントです。

2の「つながりっぱなしの世界」はインターネットにつながりっぱなしの状態です。もっといえば、自分で意識してつながった状態を切らなければつながった状態を切れなくなりました。

3の「モバイルインターネット」はスマートフォンの進化、そして、LTEなどの高速モバイルインターネットの台頭です。これは1の「だれもが」と2の「いつでも」を押し上げ、あたりまえを加速させています。また、今までのPCインターネットから私たちの生活、ビジネス、WebSigに参加されている人で多いWeb受託開発の姿も変えようとしています。

この3つの考え自体は新しいものではなく、ユビキタスという言葉でも聞き覚えがあるかと思います。あたりまえ以前はまだ想像だったことが、私たちの実感を伴った形でリアルに形になってきています。

そして、新しいあたりまえが遠くない未来でどんどん起こっていくと考えられます(それがあたりまえになるには、また一定の時間が必要なのですが⁠⁠。

第4回目となるWebSig1日学校のテーマは、このような背景を受けてRe-design : あたりまえになったWebを考えなおすとしました。

共通授業

全授業の前段として、今回のコンセプトである「Re-design:あたりまえになったWebを考えなおす」をテーマとした授業です。

「Webやインターネットの変遷」⁠技術の変遷(デバイスの進化⁠⁠ユーザ体験の変化(コミュニケーション・ネットワーク⁠⁠」といった点をふまえながら、今回の1日学校で学び考えていくポイントを整理し、午後の授業の理解度・体験を深めるための授業です。

先生はYahoo! JAPAN 楠 正憲さんに担当いただきます。

「受託の未来」「サービスデザイン未来」のメイン2コース

メイン2コースは「受託の未来コース」⁠サービスデザインの未来」です。

受託の未来コースは、主にWeb開発を受託でおこなう方々に向けたコースです。

PC、フィーチャーフォン中心だったWeb制作だった時代、誤解を恐れずに言えば作ることが目的だった時代が長くあった時代から、あたりまえになったインターネット/Web時代ではどのような方向に取り扱うメディア、デバイス、デザイン、エンジニアリングなどを変化(Re-design)させていくのかを考えます。

先生陣は、アイレット株式会社 後藤 和貴さん、長谷川 恭久さん、株式会社バスキュール 西村 真理子さん3名の先生に担当いただきます。

サービスデザインの未来コースは、既存ビジネス側からとインターネットビジネス側からの2軸でアプローチをするコースです。

既存ビジネス側からのアプローチは、インターネット黎明期によく見られた置き換えのビジネスではなく、これまでのビジネスにどうあたりまえになったインターネット/Webを活用し、既存ビジネスを変化(Re-design)させていくのかを考えます。もう一方では、インターネットの技術があってこそ成立したビジネスを、どのようにあたりまえに対応していくのか、また、リアルにアプローチしているのかといった、変化(Re-design)を考えます。

先生陣は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社 大元 隆志さん、株式会社トレタ 中村 仁さん、日本交通株式会社 川鍋 一朗さん

3名の先生に担当いただきます。

個別授業

個別授業では、広告・マーケティング、スマホ、Webサービス、デザイン、職能、ネットPRといった個別のトピックスを掘り下げます。

先生陣は、LINE株式会社 谷口 正人さん、株式会社サイバーエージェント 佐藤 洋介さん、株式会社コンセント 長谷川 敦士、株式会社 パンアジア・パートナーズ荒井 尚英さん、株式会社ニューズ・ツー・ユー 神原 弥生子さん5名の先生に担当いただきます。

詳細は公式サイトのコース、先生紹介ページをご覧ください。

ワークショップとWebSig1日博

ワークショップは株式会社人狼presents:出張人狼!佐藤 好彦さんによるデザインワークショップを開催します。

WebSig1日博では、ストリートビュー自転車などユニークな企画をご用意しています。

授業内容やWebSig1日博の見どころを、WebSig24/7通信内で次回以降でまたお知らせしていきますので、公式サイトとあわせてぜひチェックしてください。

10月5日(土)に皆さんと一緒にあたりまえになったWebをどうRe-desginしていけるのかを考える1日を過ごせることを楽しみにしています。

体育教師もお待ちしております(笑)

遅刻したらダメだぞ!
遅刻したらダメだぞ!

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