"バスケットボールの神様"Michael Jordan(マイケル・ジョーダン)とのコラボレーションによるNikeのバスケットシューズ、Air Jordan Seriesの25年の歴史をまとめたウェブサイト『Jordan : History of Flight』です。
ウェブサイトの下部に並んだ数字をクリックすることで、2010年にリリースされる予定のバスケットシューズ「Air Jordan 25th Anniversary White Collection」を中心に組み立てられたジオラマが変化し、1985年から2009年までのAir Jordanのデザインの変遷が確認できます。
エピソードに関連して紹介されるMichael Jordanの現役時代の映像は、このウェブサイト上で再生されることはありません。同時期にローンチされた、スポーツ専門チャンネルESPNによるMichael Jordanの特設サイト「ESPN Michael Jordan's TOP23」へのリンクが紹介されているだけです。
"Air JordanとMichael Jordanの歴史"を中心に構成された『Jordan : History of Flight』とは異なり、"現役時代の映像"を中心に構成された『ESPN Michael Jordan's TOP23』の特長を生かした形で連携を行うことで、お互いのウェブサイトの特徴をうまく引き出し、相乗効果を高めるという形を取っています。
『Jordan : History of Flight』と『ESPN Michael Jordan's TOP23』は、どちらも2009年9月のMichael Jordanがバスケットボール殿堂入りを記念して作られています。世界的な不況の影響でウェブサイトの制作予算が縮小しつつある現在、「同じ目的を持って制作されたウェブサイト同士が連携する」という方法が増えてくるかもしれません。
日本でも、All About スタイルストアの「つぶやき川柳大賞 in Twitter」(取り扱う商品をテーマに川柳を投稿し、上位3名に商品をプレゼント)、毎日ユーザビリティに関する勉強ができる株式会社ビービットの例(毎日3問の問題を出題し、30分以内に回答を返信するとダイレクトメッセージで通算成績が通知される)など、ここにきて個性的なtwitterの事例を目にすることが多くなってきています。