ドイツ・ベルリンのNerd Communicationsから、2011年1月にリリース予定のiPhone/iPod touch用アプリ、「Ben the Bodyguard」のウェブサイトです。
「Ben the Bodyguard」は、「Nerd CommunicationsのクライアントのiPhoneが盗まれ、機密データが侵害された」ことから開発が始まったアプリで、セキュリティと暗号化技術の専門知識を持つBenが、ユーザーのパスワード、連絡先、テキスト、メモ、写真やビデオなど、プライバシーを保護するということです。
「Ben the Bodyguard」は、iPhone/iPod touch用のアプリですから、当然、ウェブサイトをiPhone(またはiPod touch)で閲覧するユーザーも多いでしょう。そのためiPhoneを使っている人になじみのある、フリック(指で画面上をはじくような操作)が生かせる、縦長のスクロールを利用したプロモーションが行われています。
ブラウザ上で動作する「Google eBooks Web Reader」では、電子書籍の購入・管理が可能で、閲覧時の書体や行間の変更や書籍内の検索などが可能です。購入した電子書籍は、AppleのiOSデバイスやAndroid、Nookなどの電子書籍リーダーと互換性を保っています。(ただし、Amazonの「Kindle」はサポート外)
WWF(World Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)ドイツによって生み出された、新しいファイルフォーマット「.WWF」を紹介したウェブサイト、『Save as WWF, Save a Tree』です。
ウェブサイトから無料でダウンロードできる「Save as WWF」というアプリケーション(現在はMac版のみ)をインストール後、アプリケーションでプリントする際に、PDFのオプションから「Save as WWF」を選択して保存することで、「.WWF」形式の書類(=印刷のできないPDFファイル)ができあがります。
『Save as WWF, Save a Tree』のキャンペーンは、2005年4月にプリンターメーカーLexmarkが市場調査会社Ipsosに依頼した、ドイツ国内の印刷に関する調査結果(回答者の3分の1以上が電子メールを印刷し、ほぼ半日で50枚もの印刷物がプリンターから出力され、すべての印刷物の6%は未読のままゴミ箱へ直行する)から誕生しています。
そのため作成された「.WWF」形式の書類は、ただ単に“印刷ができない”だけでなく、ページの最後に『Save as WWF, Save a Tree』についての紹介ページが自動的に追加され、書類の閲覧時にWWFの森林保護活動に興味を持ってもらうことを狙っています。