Nintendo Australiaによる、家庭用ゲーム機Wiiの専用ゲームソフト「Mario Kart Wii」のプロモーションサイト『Mario Kart Wii Experience』です。
「Mario Kart Wii」の世界観やゲームの歴史を紹介するだけでなく、ユーザーのプレイ映像やソーシャルメディアとの連携を生かした内容になっています。
ウェブサイト内の各コンテンツへは、画面下部のナビゲーションや方向キーを利用して移動します。特にマウスのスクロールホイールを使用すると、「Mario Kart Wii」のスピード感を表現した、素早く気持ちのよいコンテンツ間の移動ができるのが特徴です。
エンターテインメント系のウェブサイトも変化の時か
Nintendoの「Mario Kart」シリーズの6作目である「Mario Kart Wii」は、今から3年前の2008年4月に発売されました。当然のことながら、各国でゲームの発売に合わせ、さまざまな「Mario Kart Wii」のプロモーションサイトが制作されています。
上で紹介している画像は、Fiによって制作された、Nintendo of Americaの「Mario Kart Wii」のプロモーションサイト『Mario Kart Wii』です。こちらはゲームの世界観を表現するために、Flashが得意とする、動きのある細かなアニメーションが特徴のウェブサイトになっています。
『Mario Kart Wii Experience』は、HTML5とJavaScriptライブラリのjQueryを中心に制作されています。個人的には、こうしたエンターテインメント系のウェブサイトは"まだまだFlashによる制作が定番"と思っていただけに、HTMLベースで制作されたウェブが登場してきたことに、少し驚きを感じています。今後こうしたウェブサイトが増えるのか、ゲーム以外のエンターテインメント系のウェブサイトを含め、注目していきたいと思います。
2011年7月15日から17日まで行われた、サムスン電子のスマートフォン「GALAXY S II」とともにユーザーのメッセージを宇宙へと打ち上げるプロジェクト『SPACE BALLOON PROJECT』です。
『SPACE BALLOON PROJECT』は、"みんなの希望を宇宙へ打ち上げよう"というコンセプトのもと、FacebookやTwitter、mixiなどのソーシャルメディアから募集したユーザーからのメッセージを、「GALAXY S II」に表示させながら、上空に打ち上げるというものです。
「GALAXY S II」とGPS(全地球測位システム)、高精細度カメラを搭載したユニットは、アメリカ・ネバダ州のブラックロック砂漠から、直径3mの特殊な風船「Space Balloon」にぶら下げられて、上空30,000mまで打ち上げられます。高精細度カメラに捉えられた上空の映像は、Ustreamを利用してライブ配信されました。