最近はオープンソースが広まっているおかげで、やりたいと思ったことはすでにライブラリやフレームワークとして世に公開されていることが少なくありません。実際、最初は自作するつもりでいたけれども、ふとWebで検索してみるとまさに求めていたことを実現するライブラリが見つかってそのまま利用するという経験が何度もあります。
もちろん効率のことを考えるとこの手段をとるのが最善なのかもしれませんが、自作するほうがプログラミングスキルはアップします。フレームワークやライブラリを作っていないとJavaのRefrection APIやスクリプト言語のevalなどを使う機会があまりありません。オブジェクト指向開発のメリットとしてよく「車輪の再発明をしない」ことが挙げられますが、たまにはあえて「再発明」してみると、利用するだけではわからなかったほかのライブラリのよさや気になる点などがわかり勉強になるかもしれません。