Erlangは並列処理を得意とするプログラミング言語です。コミュニケーションサイト「Twitter」のメッセージングシステムがErlangで書かれていることなどから一躍注目を集め始めました。
昨今、CPUの高速化が限界に近づき、並列化へと移行していっています。そんな背景の中パフォーマンスを高めるためのアプローチの一つとして、並列をサポートしたプログラミング言語の使用が注目されています。Erlangは言語レベルで並列をサポートしていますので、ほかの言語に比べてプログラマが並列を意識することなく並列処理を実現できます。
ただ、Erlangはオブジェクト指向言語ではなく関数型言語であり、(少なくとも筆者にとっては)記法が独特でかなり馴染みづらい印象を受けます。たとえばErlangでは、Hello Worldプログラムをリストのように書きます。
記事では、自習用の資料として、数多くのErlangに関する情報をリンク集としてまとめています。またHello Worldプログラムを書いて実行するまでの手順やポイントなども解説しているためとても役立ちます。たくさんのリンクの中で、特に「Thinking in Erlang 手続き型プログラミング経験者のための関数型プログラミングガイド」が体系的にまとまっていて概観を知るのに適しています。
URL:http://blog.overlasting.net/2007-05-09-1.html