オージス総研による技術情報サイト「オブジェクト広場」の記事です。Eric Evans氏による著書『Domain-Driven Design』(Addison-Wesley)の内容をわかりやすくまとめています。
Domain-Driven Designとは、「ドメインモデルをソフトウェア開発の中心にすえ、コードやコミュニケーションを常にドメインモデルと一体化させながら、ドメインモデルを反復的に深化させることでより価値の高いアプリケーションを生み出していこうとする考え方」です(記事より抜粋)。
書籍はパターン本でもあり、ドメインモデルを構築するためのパターンが40ほど収められています。第1回となる記事では、書籍のPart 1で取り上げられている「Ubiquitas Language(ユビキタス言語)パターン」「Model-Driven Design(モデル駆動設計)パターン」「Hands-On Modeler(実践的モデラー)パターン」を解説しています。
記事のタイトルにもあるように、この書籍は評価が高いにもかかわらずページ数の多さや敷居の高さから、読みたいという気持ちはあるけれども読めない「難民」が多くいるようです(私もその一人です)。
ちなみに、海外でも難民がいるのかどうかはわかりませんが、この記事と同様のアプローチで100ページほどにまとめたPDF「Domain-Driven Design Quickly」がinfoQにて公開されています。
URL:http://www.ogis-ri.co.jp/otc/hiroba/technical/DDDEssence/chap1.html