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ビヘイビア駆動開発を舞台にした冒険

TDD(テスト駆動開発)という言葉はすでに馴染みあるかもしれませんが、実践している人はどれほどいるでしょうか?

IBM developerWorksのこの記事では、TDDにいまいち馴染めない人向けにBDD(ビヘイビア駆動開発)とjBhaveというJavaのBDDフレームワークを紹介しています。

記事によると、TDDを実践しない理由としては「テストを行う時間の余裕がない」⁠コードが複雑過ぎるため、テストするのが難しい」が一般的だそうです。また、テストファーストの概念も「テストは実装したあとに行うもの」という観念が染みついているため抵抗感があるとのことです。

BDDはTDD普及のネックとなっている「テスト」という言葉を「振る舞い(Behavior⁠⁠」に置き換え、実装コードの前に「アプリケーションがどのように振る舞うべきか」をコードで記述しよう、という開発手法です。

記事ではjBehaveを使ってスタックを実装する過程をチュートリアル風に解説しています。IDEに組み込まれていないjBehaveを使うのは少し敷居が高いかもしれませんが、JUnitを使い慣れていればそれほど難しくありません。

プログラミング言語を問わないのであればRubyではRSpecというフレームワークがかなり流行っており、より英語の文章を書いているかのような感覚で振る舞いをコードで表すことができます。RSpecの詳しい情報は「Rubyist Magazine 0021号」の記事がお勧めです。

URLhttp://www.ibm.com/developerworks/jp/java/library/j-cq09187/
index.html

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