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モバゲーのWebアプリフレームワーク「MobaSiF」オープンソースとして公開

携帯向けSNSサービスの「モバゲータウン」で知られるDeNAが2008年5月16日、携帯向けWebアプリケーションフレームワーク「MobaSiF」⁠Moba/Mobile Simple Framework)をオープンソースとして公開しました。

MobaSiFはPerlで作られており、コアとなるテンプレートエンジンや絵文字変換、日本語文字コード変換などはCで書かれたXSモジュールとして提供されています。

ドキュメントに「素朴で軽いのが特徴」と書かれているとおり、フレームワークを構成するファイル数はそれほど多くありません。DeNA自体、いろんなサービスを開発する際はこのフレームワークをベースにサービスごとに拡張しているようです。大規模かつ多くのサービスを柔軟に開発するDeNAのアーキテクチャがMobaSiFを通して伝わってきます。

MobaSiFは、2008年5月15縲・6日に開催されたPerlのカンファレンス「YAPC:: Asia 2008」注1の2日目に公開されたのですが、1日目の夜の時点でまだソースをアーカイブさえしていないという状況だったという逸話があるように、ドキュメントを含めあまり多くの情報がありません。しかし、とてもシンプルでわかりやすい作りになっているため、ソースを読むのに抵抗がない人はダウンロードして大規模なサービスのしくみを調べてみましょう[2]⁠。

URLttp://sourceforge.jp/projects/moba

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