大学講義の動画に日本語字幕を付けたものです。2007年9月18日にカーネギー・メロン大学Randy Pausch教授による「最後の授業」と題した講義が行われました。
アメリカの大学では、いろいろな教授が「人生で最後の授業」と仮定して好きなテーマで講義を行うのが流行っているようです。ただし、今回のRandy Pausch教授は末期のすい蔵ガンに冒されており余命半年以内の宣告を受けており、本当の意味で「最後の授業」になっています。
講義を行う彼はとても明るく元気で、とても病気を患っているようには見えません。節々にジョークを飛ばしたり、腕立て伏せをしたりなど始終学生を楽しませています。
彼は「どうやって夢を実現したか」「どうやって人の夢の実現を手助けしたか」をテーマに、ディズニーの就職に失敗し挫折した経験や、大学教授になってディズニーのアトラクション企画に参画できたこと、カーネギー・メロン大学のETC(Entertainment Technology Center)の創設に関わったことなどのエピソードを踏まえ授業を進めています。そして彼が歩んだ人生から学んだ教訓として以下を挙げています。
- 人の批判を聞くこと
- 感謝の心を持つこと
- 文句を言わず努力をすること
- 自分の得意なことを見つけること
- 一生懸命に仕事をすること
- 人の一番いいところを探すこと
- 準備を怠らず機会を逃さないこと
そして最後に、この講義の内容は目の前にいる学生たちだけではなく、彼の3人の幼い子供にも向けたものである、と締めくくっています。
URL:http://jp.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA