2008年6月1日、Rails 2.1.0がリリースされました。2007年12月にリリースされたバージョン2.0からのアップデートになります。主な変更点として、
- Time zones
- Dirty tracking
- Gem Dependencies
- Named scope
- UTC-based migrations
- Better caching
が挙げられており、記事には詳細な内容が書かれたブログ記事へのリンクがあります。
2.1ではこれ以外にも多くの変更点があり、2.0から2.1への変更点について詳細に解説したドキュメントが有志によって作成されPDFで公開されています。また、このPDFを日本語に訳したものもあります。
2.1は、2.0から1,600個ものパッチが当てられており、目に見える変更は少ないながらも内部は大きく変わっています。2.0で作られたプロジェクトを移行するには多くの注意点やハマりポイントが存在しますので、アップデートは慎重に行いましょう。
URL:http://weblog.rubyonrails.org/2008/6/1/
rails-2-1-time-zones-dirty-caching-gem-dependencies-caching-etc