モジュール
追加されたモジュール
追加されたモジュールの関数は紹介していません。詳しくはPHPマニュアル参照してください。
- INTL
ICUライブラリのサポート。エンコーディング変換やロケールなどのサポート機能を持っている。このモジュールはmbstringの必要性を無くすものではありません。
提供するクラス
- Collector ─ ロケールに応じた文字列比較、
ソート - NumberFormatter ─ ロケールに応じた数値フォーマット
- Locale ─ ロケール情報の参照と設定
- Normalider ─ Unicode文字列の正規化
(NFD/ NFC/ NFKD/ NFKC) - MessageFormatter ─ ロケールに合わせたメッセージのフォーマット
- IntlDateFormatter ─ ロケールに合わせた日付のフォーマット
このほかにも、
UTF-8エンコーディングされた文字列の処理する関数なども含まれています。 - Collector ─ ロケールに応じた文字列比較、
- Phar
PEAR等で利用されているPHP Archive形式のファイルをサポートするモジュールです。PHPのパッケージを配布するための拡張が行われているアーカイブ形式です。
クラスのインターフェースをサポートしています。
- Fileinfo
mimetypeの代替となるモジュールです。ファイルを開き、
リソースとしてから利用する形になっています。関数のインターフェースのみサポートています。 - SQLite3
組込み型データベースであるSqlite3のモジュールです。これまでのsqliteモジュールはデータファイル形式が異なるsqlite2用のモジュールです。
提供するクラス
- SQLite3 ─ SQLite3を操作するクラス
- SQLite3Stmt ─ SQLite3のクエリを操作するクラス
- SQLite3Result ─ SQLite3のクエリ結果を操作するクラス
- Enchant
スペルチェッカーライブラリであるEnchantライブラリのモジュールです。多くのバックエンドをサポートしています。
サポートしているバックエンド
- Aspell/
Psell/ Ispell/ MySpell/ Hunspell/ Uspell/ Hspell/ AppleSpell
- Aspell/
削除されたモジュール
- dbase
- fbsql
- fdf
- ming
- msql
- ncurses
- sybase
(sybase_ ctが代替) - mhash
(hashが代替)
追加されたモジュール関数
- PHP Core
- array_
replace() ─ 配列要素を置換 - array_
replace_ recursive() ─ 再帰的に配列要素を置換 - class_
alias() ─ クラスに別名を付ける - forward_
static_ call() ─ メソッドのコンテクストからスタティックコールを行う - forward_
static_ call_ array() ─ forward_ static_ call()の配列版 - gc_
collect_ cycles() ─ ガーベッジコレクションのサイクルの調整 - gc_
disable() ─ ガーベッジコレクションの無効化 - gc_
enable() ─ ガーベッジコレクションの有効化 - gc_
enabled() ─ ガーベッジコレクションの状態 - get_
called_ class() ─ レイトスタティックバインディングのクラス名 - gethostname() ─ ホスト名の取得
- header_
remove() ─ 設定したHTTPヘッダを削除 - lcfirst() ─ 単語の最初の文字を小文字にする
- parse_
ini_ string() ─ iniファイルのパース - quoted_
printable_ encode() ─ QUOTED PRINTABLEに変換 - str_
getcsv() ─ CSVファイルを配列に格納 - stream_
context_ set_ default() ─ デフォルトのストリームコンテクストを設定 - stream_
supports_ lock() ─ ストリームがロックをサポートしているか確認 - stream_
context_ get_ params() ─ ストリームコンテクストのパラメータを取得 - streamWrapper::stream_
cast() ─ ストリームリソースを取得 - streamWrapper::stream_
set_ option() ─ ストリームオプションを変更
- array_
- Date/
Time - date_
add() ─ DateTimeオブジェクトの時間加算 - date_
create_ from_ format() ─ フォーマットに合わせた時間文字列を返す - date_
diff() ─ DateTimeオブジェクトの時間差分 - date_
get_ last_ errors() ─ 最後のエラーを取得 - date_
parse_ from_ format() ─ 日付に情報取得 - date_
sub() ─ DataTimeオブジェクトから時間を引く - timezone_
version_ get() ─ タイムゾーンデータベースのバージョン
- date_
- GMP
- gmp_
testbit() ─ ビットテスト
- gmp_
- Hash
- hash_
copy() ─ ハッシュリソースをコピー
- hash_
- IMAP
- imap_
gc() ─ IMAPキャッシュをクリア - imap_
utf8_ to_ mutf7() ─ UTF-8をUTF-7へ変換 - imap_
mutf7_ to_ utf8() ─ UTF-7をUTF-8へ変換
- imap_
- JSON
- json_
last_ error() ─ 最後のエラーを取得 - MySQL Improved
- mysqli_
fetch_ all() ─ 全てのクエリ結果を取得 - mysqli_
get_ connection_ stats() ─ 接続の統計情報 - mysqli_
poll() ─ 接続確認 - mysqli_
reap_ async_ query() ─ 非同期クエリの結果を取得
- mysqli_
- OpenSSL
- openssl_
random_ pseudo_ bytes() ─ 疑似ランダム文字列の取得
- openssl_
- PCNTL
- pcntl_
signal_ dispatch() ─ ペンディングしているシグナルのハンドラ呼び出し - pcntl_
sigprocmask() ─ ブロックされたシグナルをセットまたは取得 - pcntl_
sigtimedwait() ─ シグナルがタイムアウト待ち - pcntl_
sigwaitinfo() ─ シグナルを待つ
- pcntl_
- PCRE
- preg_
filter() ─ 正規表現で検索、 置換しマッチしたパターンのみ返す
- preg_
- Semaphore
- msg_
queue_ exists() ─ メッセージキューが存在するか確認 - shm_
has_ var() ─ キーが存在するか確認
- msg_
以下の関数はPHP内部で定義され、
- acosh()
- asinh()
- atanh()
- expm1()
- log1p()
パラメータが追加された関数
- PHP Core
- clearstatcache() ─ clear_
realpath_ cache、 filename - copy() ─ stream context parameter、
context - fgetcsv() ─ escape
- ini_
get_ all() ─ details - The mail() logging
- nl2br() ─ is_
xhtml - parse_
ini_ file() ─ scanner_ mode - round() ─ mode
- stream_
context_ create() ─ params - strstr() and stristr() ─ before_
needle
- clearstatcache() ─ clear_
- json
- json_
encode() ─ options - json_
decode() ─ depth
- json_
- Streams
- stream_
select()、 stream_ set_ blocking()、 stream_ set_ timeout()、 and stream_ set_ write_ buffer() がユーザストリームラッパーとして利用できるようになりました
- stream_
- sybase_
ct - sybase_
connect() ─ new
- sybase_
- PHP Core
- Exception::__
construct ─ previous
- Exception::__
新しいメソッド
モジュールがクラスのインターフェースをサポートしている場合、
- Date/
Time - DateTime::add() ─ data_
add() - DateTime::createFromFormat() ─ date_
create_ from_ formar() - DateTime::diff() ─ date_
diff() - DateTime::getLastErrors() ─ date_
get_ last_ error() - DateTime::sub() ─ date_
sub()
- DateTime::add() ─ data_
- Exception
- Exception::getPrevious() ─ ネストした例外の前の例外を取得
- DOM
- DOMNode::getLineNo() ─ パースしているファイルの行数
- PDO_
FIREBIRD - PDO::setAttribute() ─ 属性を設定
- Reflection
- ReflectionClass::getNamespaceName() ─ 名前空間名を取得
- ReflectionClass::getShortName() ─ クラス名のみ取得
- ReflectionClass::inNamespace() ─ 名前空間定義の有無
- ReflectionFunction::getNamespaceName() ─ 関数が定義されている名前空間を取得
- ReflectionFunction::getShortName() ─ 関数名のみ取得
- ReflectionFunction::inNamespace() ─ 名前空間に関数が存在するか確認
- ReflectionProperty::setAccessible() ─ プロパティがアクセス可能か確認
- SPL
- SplObjectStorage::addAll() ─ ほかのオブジェクトストレージのオブジェクトを全て追加
- SplObjectStorage::removeAll() ─ オブジェクトストレージを空にする
- XSL
- XSLTProcessor::setProfiling() ─ プロファイリング用のファイルを指定
その他の変更
- DataTimeがTZ環境変数を利用しなくなった
- cURLがSSHをサポート
(cURLモジュール) - dns_
check_ ercordがTXTレコードを保存 - SHA-224のサポート
(hashモジュール) - CP850のサポート
(mbstringモジュール) - oci_
closeでのロールバック (OCI8モジュール) - OpenSSLのdigetとcipher関数サポート
(OpenSSLモジュール) - Sessionモジュールの/tmpの利用にopen_
basedir設定が適用 (Sessionモジュール) - ユーザ定義HTTPヘッダ
(SOAPモジュール) - 永続的接続のサポート
(MySQLiモジュール)
PHPをビルドする際に、
廃止予定の機能
PHP 5.
一方、
廃止予定の関数と機能
廃止予定関数 | 代替関数 |
---|---|
call_ | call_ |
call_ | call_ |
define_ | 代替なし。ini設定も削除予定 |
dl() | php. |
ereg() | preg_ |
ereg_ | preg_ |
eregi() | preg_ |
eregi_ | preg_ |
set_ | 代替なし。ini設定も削除予定 |
session_ | $_SESSION |
session_ | $_SESSION |
session_ | $_SESSION |
set_ | stream_ |
split() | preg_ |
spliti() | preg_ |
sql_ | 代替なし |
mysql_ | mysql_ |
mysql_ | mysql_ |
このほかにロケール種別名を利用できなくなりました。LC_*で定義される定数を利用する必用があります。例えば、
mktime()の
newで生成した参照オブジェクトをreturn文に渡すことができなくなりました。PHP 5はオブジェクトをハンドルで渡しているので、
文字列のオフセット位置の文字を取り出すために
サーバサポートの追加と変更
LiteSpeed
商用Webサーバ
詳しくはソースのsapi/
CGI
CGIモジュールのFastCGIモードが常に有効となり、
“-T 正数”
その他
dl関数がデフォルトで無効となりました。有効にできるのはCLI、
サンプル設定ファイル
ソース配布版のphp.
ソース版に付属するphp.
まとめ
PHP 5.
PHP 5.
また
PHP 5.
のように記述できます。バイナリ文字列であることを明示的に指定する
多少の手間をかけることで、