もう1つの特長はクロスプラットフォームであることです。一旦作成したApolloアプリケーションは、Apolloランタイムがインストールされている環境であればWindowsでもMac OS Xでも同じように動作します。FlashコンテンツとFlash Playerの関係を思い浮かべると分かりやすいかも知れません。ゆくゆくはLinuxへの対応も予定されています。
Apolloを試してみよう
Apollo 1.0の正式版は本年中のリリースが予定されています。それに先立ち、開発者向けのApollo 1.0 Alpha 1がAdobe Labsにて一般公開されました。その名の通りアルファ版なので、機能の一部は実装途中であったり未実装であったりしますが、Apolloの目玉とも言えるファイルI/O機能やHTML表示機能などをいち早く試すことができます。アルファ版は無償なので早速ダウンロードしてインストールしてみましょう。
アルファ版で提供されるもの
今回のアルファ版では以下のファイルがダウンロードできます。
Apolloランタイム(Windows用/Mac OS X用)
サンプルアプリケーション
Apollo SDK(Windows用/Mac OS X用)
Flex Builder 2.0.1用Apolloエクステンション(Windows用/Mac OS X用)
インストールを続行するといくつかの画面を経て、Apolloアプリケーションがインストールされます。WindowsではC:\Documents and Settings\ユーザ名\Program Files\Adobe\以下に、Mac OS Xでは/Users/ユーザ名/Applications/以下にインストールされます。