過去に作った仮想環境を、
とある会社 (以下A社とします) のソフトでコンバートする仕事を任されました。 「任された」 とはいっても、 ツールを起動、 コンバートしたい環境を選択、 コンバート先を選択で、 あとは勝手にツールがやってくれるので、 楽な仕事です。 皆が退社した後、
早速作業開始…しようと思ったとき、 A社のサイトを見たら、 コンバートするツールの最新版が今日リリースされていました。しかも今回は念願の日本語化! 迷わずダウンロードしました。 「最新版がでたから古いやつはいらないや!」
と思い、 インストールしておいた旧バージョンをアンインストール。さらに古いバージョンのインストーラを作業マシン、 ファイルサーバからも削除。 …それがすべての間違いでした。
最新版のコンバートツールのインストールが終わり、
ではさっそくコンバートを開始! しようとしたのですが、 ツールを起動するとエラーが出て進みません。 当然動作環境は満たしています。原因を調べようにも、
リリースされたばかりのツールなので何も情報が引っ掛からない。古いバージョンで作業を行おうにも、 古いバージョンはさっきインストーラも消してしまった。A社のサイトには最新版しか置かれておらず、 古いバージョンがダウンロードできない。と、 非常にまずい状態に……。 その後、
前に研修用パソコンにインストールしたことを思い出し、 そこにある旧バージョンのツールで作業を行い、 無事コンバートは終了。 楽な仕事のはずが、
気がつけば終電ギリギリの時間になっていました。 それ以降、
どんな製品であろうとも出たばかりのものを触るときは、 「これは人柱だ」 というつもりで触る癖がつきました。 ちなみにこのコンバートツールのバグの原因は日本語化リソースの問題で、
ツールを英語版で起動すれば問題ないという非常にお粗末な結果でした。
キリアキ
あるあるあるあるあるあるあるあるある×256回。いやもう誰もが通る道ですよね!
…でも、