Guy Martin氏はサムスン社のシニアオープンソースストラテジスト(Samsung’s Senior Open Source Strategist)で、社内で、「企業の視点からどのようにオープンソースコミュニティに参加、寄与すれば成功するか」、について基本的な社内トレーニングコースを開発し、社内を教育してきました。もちろん、良質なコードはオープンソースプロジェクトにとって重要ですが、専門意識、プロフェショナルリズムやコミュニケーション能力の増進、発展を通した、より効果的な協調(Collaboration)が成功のためキーであると言った考え方をベースにトレーニングコースはできています。このトレーニングコースを改定したものを使用しでLinuxCon Japanのワークショップで、紹介する予定です(開催日程は今後決定されます)。
Guy Martin氏はサムスン社のシニアオープンソースストラテジスト(Samsung’s Senior Open Source Strategist)で、サムスン社の代表として、幅広いオープンソースコミュニティと働き、サムスン社内のチームがオープンソースの活用と、オープンソースへの貢献を加速させる手助けをしています。
彼は、20年以上のソフトウェア技術者、テクニカルマーケティング、コミュニティマネージメントの経験があります。この間、米国国防省(US Department of Defense)、モトローラ社(Motorola)、サンマイクロシステム社(Sun Microsystems)などの企業で、協調的、オープンなソースコミュニティの構築をサポートしてきました。2010年にはUS Department of Defense Forge.mil collaborationプロジェクトでの成果により、Federal Computer Week誌のFederal 100 awardに選ばれました。
また、彼はLinuxCon, OSCON, Red Hat Summit, and SCALE(Southern CA Linux Expo)などの会議で定期的にいろいろなレベルの参加者にオープンソースとコミュニティについて講演しています。