最終回の今回は、「匠」にフォーカスしたプログラムを紹介します。
プログラム誕生の経緯
今年のLLイベントの各プログラムのタイトルはテレビの番組名をモチーフにしています。LLとテレビのマッシュアップ!!。インスパイア重要です。
事前の企画会議ではパクれそうなテレビ番組名が飛びかいました。
見てのとおり、このプログラムもタイトルありきで、
- 駄目なプログラムを拾ってきて、匠に格好良くしてもらえば良いんじゃね?
- 「リフォーム」って語感が良いよね。
- プログラムの添削するのって良くあるネタよね。
- 添削とか良くやってる人を呼べば良いんじゃね?
- イケそうだからよしやろうやろう!
と、こんな感じでわりと安直に決まりました。ノリ重要です。
ふり返り
LLイベントでの定番と言えば、言語のアップデート、ライトニングトーク、の2つです。それに加えて「君ならどう書く」というプログラムも過去は鉄板プログラムでした。各言語の代表にさまざまなテーマでプログラムを書いてもらい、匠のスゴい技を見せてもらう、わかりやすいですね。
ところが困ったことに、2年ほど前に「どう書く?org」というサイトがオープンしてしまったのですよ。
これってLLイベントのパクリじゃんかよー、とは思うのですが、ネットの力で日々ゴリゴリとプログラムが大量に投稿されるサイトの威力は圧倒的です。普通にやったのでは勝てません。ネットの力に対抗するには、ネットより強そうなものをパクるしかありません。
ということでこの企画はテレビの力をパクった「君ならどう書く 2009年版」という側面もあります。
リフォーム
ビフォーアフターと言えば「リフォーム」です。
「リフォーム」の元となるプログラムはいっぱいあるだろう、と思っていたのですが、
- 駄目なプログラムは意外と少ない
- 有名なプログラムは行数が多めでイベント向きじゃない
- 偉い人が書いたプログラムに手を入れるのは身の危険を感じる
- 今後のために角が立つようなことはしたくないし~
というように、なかなかこれ、というプログラムはないのです。
たとえばおもしろいソースコードである、qmail、MRTG、TeXなどは候補に上げて調べてはみたのですが上記理由により没りました。
もし「リフォーム」に適したプログラムがあればこっそり教えてください。別のイベントで使いたいと思います。
さてさて、そうは言っても「リフォーム」しないとビフォーアフターになりません。プログラムの前半では、古いプログラムを今風の言語で今風に「リフォーム」する、ということを、takano32さん、teramakoさんの2人の匠にお願いしています。
どんな「リフォーム」になるのでしょうか。
匠の技
「リフォーム」だけでは元の番組へのオマージュにはなりません。
「匠の技」もしっかりお見せします。
プログラムの後半では、當仲寛哲さん、川合史朗さんの2人に「匠の技」を見せていただきます。匠はびっくりするような道具の使い方で素材を加工します。
「匠の技」をご堪能ください。
以上CMでした。
それでは当日会場でお会いしましょう。