MySQL 8.0のリリースを記念して、全国5都市でMySQL Innovation Dayが開催されました。4月末に米国でも開催された同イベントの内容を基本とし、東京と大阪では講演者も内容もほぼそのままの上に、2都市限定でMySQLのお客様やコミュニティの方々も登壇するという、本家を超える構成でした。5月のソフトウェアリリースは、Connector/NET 6.10.7、6.9.12、Connector/C++ 1.1.11、MySQL for Visual Studio 1.2.8、MySQL Cluster Manager 1.4.6のいずれもバグ修正を中心としたマイナーバージョンのみです。
MySQL 8.0リリース以降のMySQLの新機能やロードマップ
MySQL Innovation Dayでの講演でも紹介されていましたが、MySQL 8.0はContinuous Delivery Model(継続的デリバリーモデル)によって、GAとなった今後も次のメジャーバージョンを待つことなく機能を継続的に追加していくこととなりました。オラクルではSolarisやSiebel CRM、2014年からPeopleSoftなどでも同様のモデルが採用されています。このような製品機能を継続的にリリースしていくモデルはContinuous Release Modelといわれることもあります。
MySQL 8.0のGA後に追加予定の一部は下記となっています。なお、[Labs]と表示のある機能はすでにMySQL Labsにて公開しているファイル(MySQL 8.0.11 Labs April Release)に含まれています。