応募総数100点!企画書レベルでハイクオリティの作品が続出
2012年2月7日から応募が開始した、株式会社技術評論社/KDDI株式会社主催のARアプリ開発コンテスト「第1回察知人間コンテスト」。本連載では、コンテストの応募条件の1つであるAR開発ツールキット「SATCH SDK」について紹介してきました。
そして、連載終了後の3月31日までに集まった応募作品数は100点!大変たくさんのクリエイターの方たちから応募していただけました。
第1次審査については、企画書ベースによる提案ではありましたが、単なるテキストだけではなく、斬新なコンセプトやラフイメージ、秀逸なビジネスモデル、中には応募1ヵ月半のあいだにすでにプロトタイプまで作成し、第1次審査に臨んだチームもありました。これら100作品について、審査員8名が厳選な審査を行い、
の5つの項目、各5点、計25点満点の祭典と総評を行い、第2次審査進出チームを選考しました。「最初は企画名からある程度フィルタリングしてそれから企画書で採点しようと思いましたが、どれも力作で、結局すべて目を通したくなる、そんな作品ばかりでした」(審査委員長川田氏)というコメントがあるなど、各審査員とも、第2次審査通過チームを選ぶのに非常に頭を悩ませていました。
第2次審査に進んだ8チームはどれも力作ぞろい
そして、応募終了から2週間後の4月中旬、第2次審査通過チームが決定しました。その8チームが、5月16日に第2次審査に進むことになりました。第2次審査では10分のプレゼン+デモンストレーションという構成で、それぞれのチームの特徴、良さについてアピールを行いました。
まず、8チームすべてを見ての審査員一同の感想が「企画だけではなく、実装も含めどれもレベルが高い。そして、ARの可能性をさらに感じられる作品ばかりだった」という点です。
実際、各チームの審査が進めば進むほど、「あれ?どっちを選べばいいんだろう」と、チームごとのカラーが出ていて、また、どのチームもプレゼンテーションもしっかり行えるなど、主催の技術評論社/KDDIからも「4チーム以上の賞を設ければ良かった」という声も挙がりました。
さらに、SATCH SDKの特徴であるマルチトラッキングやマーカーレスなどについても取り込まれるなど、ARのさらなる拡張、そして、技術面からのアプローチ、そして、クリエイター一人ひとりのこだわりが詰まった作品ばかりだった、というのが第2次審査を終えた感想です。
果たして最終選考に残る4チームはどこか?そして、グランプリの行方は?
8チームすべてのプレゼンテーションが終わり、各審査員による審査が行われ、最終選考に進む4チームが決まりました。
「ではその4チームを発表します!」……と言いたいところですが、その発表はもう少しだけお待ちください。どの4チームが進んだかは、2012年5月25日にKDDIデザイニングスタジオ(原宿/東京)にて開催される「第1回察知人間コンテスト」決勝戦および表彰式当日に発表します。そして、その4チームの中から栄えあるグランプリが決定します。
なお、決勝戦および表彰式の模様についてはすべてUstream.tvで中継される予定です。
Ustream.tvに関する情報は以下ページをご覧ください。
- 第1回 察知人間コンテスト 決勝戦
- http://www.kds.kddi.com/eventschedule/1205/25-1000.html
決勝戦に進む4チームはどこか?そしてグランプリの栄冠をつかむのは?
5月25日の決勝戦および表彰式が楽しみです。