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第2回Xamarinを使ってiOS向けアプリを開発(前編)

前回に引き続き、Xamarinを使用してiOS向けのアプリを開発します。

Xamarinとは

Xamarinとは、iOS、Android、Mac OS、Windowsのマルチプラットフォーム開発環境です。C#と.NET Frameworkを使用してそれぞれのアプリを開発することが可能です。

XamarinにてiOSアプリを作成する

早速XamarinにてiOS向けアプリを作成します。動作環境としてMac OS XとXcodeが必要になります。

Microsoft Azure 管理ポータルにアクセスし、前回作成したサービスを開きます。Xamarinのインストール、TodoItemテーブルを作成、アプリケーションをダウンロードして実行するという3つの手順が必要です。順番に説明します。

Xamarin のインストール

インストールの流れを、画面とともに説明します。

インストール開始
インストール開始

必要事項を記入して「Download Xamarin for OS X」をクリックします

必要事項を記入して「Download Xamarin for OS X」をクリックします

ダウンロードが自動で始まります。ダウンロードが完了しましたらファインダーにてファイルをダブルクリックします

ダウンロードが自動で始まります。ダウンロードが完了しましたらファインダーにてファイルをダブルクリックします

「Install Xamarin.app」をダブルクリックします

「Install Xamarin.app」をダブルクリックします

使用許諾を読み同意しましたら、⁠I agree to license terms」にチェックを入れて「Continue」をクリックします

使用許諾を読み同意しましたら、「I agree to license terms」にチェックを入れて「Continue」をクリックします

「Xamarin.Android」⁠Xamarin.iOS」⁠Mac」のすべてにチェックを入れて「Continue」をクリックします

「Xamarin.Android」「Xamarin.iOS」「Mac」のすべてにチェックを入れて「Continue」をクリックします

これからインストールされる容量とダウンロードする容量を確認し、⁠Continue」をクリックします

これからインストールされる容量とダウンロードする容量を確認し、「Continue」をクリックします

インストールされるコンポーネントが表示されます。⁠Continue」をクリックします

インストールされるコンポーネントが表示されます。「Continue」をクリックします

Android SDKの使用許諾を読み同意しましたら、⁠Accept this license」にチェックを入れて「Continue」をクリックします

Android SDKの使用許諾を読み同意しましたら、「Accept this license」にチェックを入れて「Continue」をクリックします

しばらくするとインストールが完了します。⁠Launch Xamarin Studio」をクリックし起動します

しばらくするとインストールが完了します。「Launch Xamarin Studio」をクリックし起動します

このようにXamarinが起動しましたらインストール成功です。

Xamarinの起動
Xamarinの起動

Xamarinのアクティベーション

Xamarinを初回起動した際、アクティベーションを求められます。その際はTrial版を選択してください。これで30日間の評価が可能となります。アクティベーションをしない場合は、次のエラーが表示されてiOSアプリを起動することができません。

これは未登録の場合、65535バイト以上のアプリを作成できないXamarinの制限事項となっています。今回使用するサンプルアプリはライブラリを含んでおり、制限を超えてしまっているため、アクティベーションが必須です。

エラー表示
エラー表示

TodoItemテーブルの作成

Xamarinのインストールが完了しましたら、Microsoft Azure 管理ポータルに戻り「TodoItemテーブルを作成」をクリックします。

「TodoItemテーブルを作成」をクリックします
「TodoItemテーブルを作成」をクリックします

クリックするとTodoItemテーブルが作成されます。

TodoItemテーブルが作成されます
TodoItemテーブルが作成されます

「TodoItem テーブルが作成されました」と表示されることを確認します。

アプリケーションをダウンロードして実行する

プラットフォームにiOSを選択して「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードします
ダウンロードします

zipファイルがダウンロードされますので、ファインダーにてダブルクリックして展開して、拡張子が「sln」となっているソリューションファイルをダブルクリックします。

拡張子が「sln」となっているソリューションファイルをダブルクリックします
拡張子が「sln」となっているソリューションファイルをダブルクリックします

Xamarinが起動しましたら、次の設定を行い実行します。

「Debug」を選択します

「Debug」を選択します

「iPhone Retina (4-inch 64-bit) iOS 7」を選択します

「iPhone Retina (4-inch 64-bit) iOS 7」を選択します

再生のようなボタンをクリックして実行します

再生のようなボタンをクリックして実行します

しばらくするとiOSシミュレーターが起動して、アプリが表示されます

しばらくするとiOSシミュレーターが起動して、アプリが表示されます

テキストボックスに文字を入力して、⁠+」ボタンをタップすると登録されます。

日本語も入力できます
日本語も入力できます 日本語も入力できます

項目を左にスワイプすると「complete」のボタンが表示されます。

completeボタン
completeボタン

この「complete」ボタンをタップしますと項目が表示されなくなります。

項目が非表示となります
項目が非表示となります

画面をタッチしたまま下に引っ張り、指を離すとリストを更新します。

リストが更新されます
リストが更新されます

通信は非同期処理になっていますので、リストに項目を追加中に文字の入力や、スワイプなどの操作が可能です。このように、完成度の高いアプリがダウンロードしてすぐに使えることが、Microsoft Azure モバイルサービスの魅力の1つです。

ここまでで基本的なTodoアプリができました。次回は、詳細画面の追加など、さらに機能を追加する方法について解説します。

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