概要
特集1
本日開講! 新人SE誌上研修
「サーバサイドJava」と「SEの仕事」で大事な基礎知識
本特集では,SE・プログラマとして企業システム開発に携わる上で必須とも言える「サーバサイドJavaによるWebシステム開発」と「SEとして知っておくべき業務知識」の2つのテーマにフォーカスしてわかりやすく解説します。第1部[技術研修編]では,サーバサイドJavaによるWebシステム開発の基礎を学んだ後,Eclipse,Tomcat,Strutsという現在のサーバサイドJavaの定番ソフトや最新の技術キーワードを理解するためのポイントを解説,そしてサンプルをとおしてサーバサイドJavaによるWebシステムの概要を学びます。第2部[業務編]では,SE・プログラマにとって身近な「会社」「プロジェクト」のしくみ,「達人SE」になるための仕事のしかたについて解説していきます。
特集2
お手軽PostgreSQL 8.0 Windows版ではじめる
現場で役に立つデータベース&SQL入門
ストアドプロシージャやトランザクションなど機能的には商用データベースに匹敵するPostgreSQLは,2005年1月19日に正式リリースされたバージョン8.0から待望のWindows版がラインナップされました。
本特集Part1ではそのPostgreSQL 8.0 Windows版をご自身のPCにセットアップして難なく使いこなせることをテーマにやさしく説明します。
Part2ではSQLの基礎から「人間が書いたSQL文をデータベース内部ではどのように処理されているのか」について解説していきます。併せてPostgreSQL 8.0に付属のGUIツールであるpgAdmin IIIを使って,実際にご自分の手で入力しながら読み進めてください。さらに理解を深めることができるはずです。
特集3
PEAR::DB+DB_DataObjectを使おう
PHPのデータベース接続チュートリアル
PHPアプリケーションでデータベースへの接続処理を行う場合,多くの方はSQLクエリを直接発行しているかもしれません。しかし,Webアクセス数の増加などに伴うデータベースの入れ替えがあると,PHPスクリプト内に記載したSQLクエリが正しく動作しないかもしれませんし,変更処理もたいへんです。このようなケースに事前に対処するためには,SQLクエリを直接記述せず,PEAR::DBやPEAR::DB::DB_ DataObjectでラップして,汎用的なPHPスクリプトにしておくのが賢明の策といえます。本特集では,PEAR::DB関連の話題を掘り下げ,内部構造を探るとともに,実践でより洗練された処理を記述するテクニックを解説します。
特別企画
障害・性能管理,バックアップ管理,ジョブ管理
オープンソースで運用管理
ショッピングサイトがダウンしていて,管理者がそのことに気付いていない事態を想像してみてください。ダウンしている間,注文は取れませんし,そんなサイトを運営する企業のイメージはガタ落ちです。Webシステムにおいて,運用管理業務は非常に重要なのです。しかし運用管理業務は,手作業やコマンドラインの組み合わせで行うには手間がかかるものばかりです。
そこで本特別企画では,オープンソースツールを用いて運用管理システムを構築し,この面倒な業務を自動化する方法をご紹介します。まず第1章で運用管理業務では何を行えばよいかを整理した後,第2章以降では,サンプルとして具体的なWebシステムを想定し,その運用管理方針をきちんと定義して話を進めていきます。第2章では障害・性能管理,第3章ではバックアップ管理,第4章ではジョブ管理について,ツールの導入から運用手順までを解説していきます。