概要
特集1
~良いコードを書くために、知っておくべきこと~
[新人さんに贈る]Javaプログラミングの習慣
良いコードとは,仕様の変更に対応できるコードです。仕様変更に対応できるコードとは,人間にとって読みやすいコードです。そして読みやすいコードとは,プログラマ同士の共通認識,つまり「習慣」にのっとっているコードです。習慣にのっとっているコードは,読みやすいと同時に,他のコードから利用しやすいコードでもあります。
本特集では,新人プログラマの方に向けて,Java プログラミングの習慣を解説していきます。
特集2
~真価を引き出す使い方からカスタマイズまで~
Vimの流儀
Vimは長い歴史を持ち,今でも多くのユーザに愛用されています。しかし,Vimの根底にある流儀を理解していないと,本当の意味で使いこなすことはできません。本特集ではVimの真価を引き出す使い方からカスタマイズまで,なぜそうなっているのか,どう考えれば良いのかなど,Vimの流儀を意識しながら解説していきます。
特集3
~SSD投入で何が変わるのか?~
データベースシステム基本解剖
フラッシュメモリを使ったSSD(Solid State Drive)の存在感が高まっています。2008年より加速を始めたSSDの容量増大は,2009年には100Gバイトを超える製品も登場し,DB業界にも大きな変化をもたらしつつあります。
本特集では,SSDの登場によりこれまでHDDで動作していたデータベースシステムがいかに変化するのかという点に焦点を当てます。データベースおよびストレージの基礎知識や性能評価をはじめ,必須知識を一つ一つ丁寧に紐解きながら,SSD時代のデータベースシステム/ストレージの活用法を探ります。
特別企画
~そろそろ押さえてみませんか?~
マルチコア時代の並列処理アルゴリズム入門
本格的にマルチコア時代へと突入しつつある昨今,システムの並列性は隠しきれなくなってきているといわれています。そんな今,並列処理に関する知識は効率的なプログラムを記述するために重要度が高まりつつあるのではないでしょうか。
本特別企画では,長く役立つ知識として並列処理にまつわる基本的な考え方を中心に,比較的ベーシックなアルゴリズムを取り上げて丁寧に解説します。広くプログラマの方々へ向けてプログラミングスキルの向上につなげるべく,並列処理が今よりもぐっと身近になる,そんな基礎知識をコンパクトにまとめてお届けします。