概要
好評の「いちばんやさしいPythonの学習書」が約8年ぶりにリニューアル! プログラミングの知識がゼロの方でも理解できるイラストやサンプル満載のわかりやすい解説はそのままに,最新のPython 3に完全対応。さらに,プログラミングの応用編としてWebアプリケーション作成やデータ処理の基本も解説しています。プログラミングの基本の基本から,データ型を駆使した本格プログラムまで,Pythonならではのプログラミングを楽しく解説します!
こんな方におすすめ
- Pythonを基礎からしっかり学びたい人
- オブジェクト指向の考え方を学びたい人
目次
第1章 プログラムを作ろう!
- 1-1 この章で学ぶこと
- 1-2 プログラミング言語Python
- 1-3 Pythonのインストール
- 1-4 コンピュータに指示を出す
- 1-5 インタラクティブシェルではじめるPython
- 1-6 はじめてのプログラムを書く
- 練習問題
第2章 プログラムの材料と道具
- 2-1 この章で学ぶこと
- 2-2 材料の種類とデータ型
- 2-3 道具としての関数
- 2-4 メソッド
- 練習問題
第3章 データと型のすべて
- 3-1 この章で学ぶこと
- 3-2 材料と道具をまとめて考える
- 3-3 モノの上下関係を考える
- 3-4 データの型とその中身
- 3-5 datetimeモジュール
- 3-6 データ型とオブジェクト
- 3-7 人生を計算してみる
- 練習問題
第4章 データの入れ物
- 4-1 この章で学ぶこと
- 4-2 リスト型
- 4-3 辞書型
- 4-4 その他の入れ物
- 4-5 単語並べ替えプログラム
- 練習問題
第5章 条件分岐と繰り返し
- 5-1 この章で学ぶこと
- 5-2 for文
- 5-3 if文
- 5-4 while文
- 5-5 エラー
- 5-6 体型判定プログラム
- 練習問題
第6章 ファイルの読み書き
- 6-1 この章で学ぶこと
- 6-2 簡単なファイルの読み書き
- 6-3 複数行を書き込み・読み込みする
- 6-4 for文を使ったファイルの処理
- 練習問題
第7章 Pythonで画を描く
- 7-1 この章で学ぶこと
- 7-2 turtleモジュールの基本
- 7-3 turtleモジュールを使いこなしてみよう
- 練習問題
第8章 関数を作る
- 8-1 この章で学ぶこと
- 8-2 関数の書き方を知ろう
- 8-3 関数の便利さを実感してみる
- 8-4 さらに関数を知る
- 練習問題
第9章 新しいデータ型を作る
- 9-1 この章で学ぶこと
- 9-2 データ型の復習
- 9-3 新しいデータ型を作る
- 9-4 もっとクラスを知る
- 9-5 継承
- 練習問題
第10章 Webアプリケーションを作る
- 10-1 この章で学ぶこと
- 10-2 Webの仕組み
- 10-3 CGIで作る動的なWeb
- 10-4 サーバにデータを送る
- 練習問題
第11章 データを解析する
- 11-1 この章で学ぶこと
- 11-2 データベースを利用する
- 11-3 ヒストグラムを描く
- 練習問題
付録
- 付録A WindowsにPythonをインストールする
- 付録B macOSにPythonをインストールする
- 付録C 文字コードと日本語
- 付録D 関数と変数の高度な話
- 付録E リスト,辞書,セットの実践テクニック
- 付録F コンピュータの歴史とPython
- 付録G さらに学んでいくために
- 付録H 外部ライブラリの追加方法
サポート
ダウンロード
(2018年6月5日更新)
本書のサンプルデータをダウンロードできます。
サンプルデータは,ZIPファイル形式でダウンロードできます。Windows用とmacOS用のうち,ご利用のOSに合ったデータをダウンロードして,適宜解凍してご利用ください。なお,解凍したファイルを実行するには,本書の1章で作成する「pyworks」フォルダにコピーしてください。
- ダウンロード
- Windows用サンプルデータ(pyworks_win.zip)
- macOS用サンプルデータ(pyworks_mac.zip)
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
また、本書第1刷発売後に追加・変更された情報は、順次側注として追記しています。
(2020年6月15日最終更新)
以下,第5刷では修正済み
P.17 本文12行目
P.17 本文13行目文末に追加
誤 |
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正 | このファイルを、ディストリビューション(配布形態)と呼びます。
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P.17 図3のキャプション
P.17 本文14行目
P.24 図8の横に側注追加
誤 |
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正 | 【注意】WindowsでAnacondaを利用していると、警告(Warning)が表示されることがあります。これは、「Anaconda PowerShell Prompt」を使うと表示されなくなります。ただ、タブキーの入力でエラーが出ることがあるので、その場合は「Jupyter Notebook」(333ページ参照)の利用をおすすめします。
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P.261 STEP3の【注意】に追加
誤 |
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正 | 一部のエラーは、Windowsの文字コードが世界的な標準であるUTF-8ではないということに起因しています。技術評論社のWebページからダウンロードできるWindows用のサンプルデータでは、これを解決するためのコードを追加していますので、参考にしてください。
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P.292 コラム11行目
P.18 STEP3のすぐ下に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]Windows系OSのAnaconda環境のPythonでは,タブキー(P.119参照)の入力でエラーになることがあります。これは,P.333で紹介するJupyter Notebookを利用することで解決できます。詳しくは著者サポートサイト(P.10)を参照してください。
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P.20 「補足」の下図5の左に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]Windows系OSのAnaconda(P.295参照)をインストールした場合は,「スタートメニュー」→「Anaconda3」→「Anaconda Powershell Prompt」をクリックして起動してください。
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P.119 「補足」の下に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]Windows系OSのAnaconda環境のPythonを使っている場合,タブキーの入力でエラーになることがあります。タブキーの代わりに「半角スペース4つ」でインデントするか,P.333のJupyter Notebookの利用をおすすめします。詳しくは著者サポートサイト(P.10)を参照してください。
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P.120 図5の横に「補足」を追加
誤 |
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正 |
[補足]for文を使った単純な複数回の繰り返しは,
のように書きます(上記は3回の繰り返し)。
P.182に実際のコードがあるので,参考にしてください。
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P.132 図12
P.237 ソースコード3行目
P.247 1行目
誤 |
turte.Turtle型
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正 |
turtle.Turtle型 |
P.255 STEP3の「注意」の下に側注追加
誤 |
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正 |
[補足]macOSの場合,ターミナルアプリを起動した状態で,画面上部のメニューバーの「シェル」→「新規ウインドウ」→「新規ウインドウ」をクリックすると,新しいシェル画面を表示できます。また,コマンドキー+Nキーでも同じ結果になります。なお,Windowsの場合は,P.20の操作で2つ目のウィンドウが表示できます。
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P.261 STEP3のすぐ下に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]Windows系OSでは,CGIの実行でさまざまなエラーが出る可能性があります。いくつかのエラーに関しては,その原因と対応策を著者サポートサイト(P.10)に載せておきますので,参考にしてください。
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P.262 出力結果の<!DOCTYPE html>の左横に側注追加
誤 |
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正 |
[補足]HTMLはPythonプログラムほど厳密ではないので,やlang="ja"などは省略することもできます。ただ,これらが書かれているほうが,より文法的に正しいHTML文書といえます。
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P.307 3行目
P.319 下のリストの1行目を修正
誤 |
>>> for v in enumerate(list_tohoku):
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正 |
>>> for val in enumerate(list_tohoku):
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以下第2刷では修正済み
P.25 側注に文章追加
誤 |
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正 |
macOSで、Anacondaではなく、標準のPythonをインストールした場合は、コマンドを「python3」としてください。
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P.34 3行目に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]macOSで、Anacondaではなく、標準のPythonをインストールした場合は、「python3」とします。以後、誤ってPython 2.xを呼ばないように気を付けてください。
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P.262 側注
誤 |
[注意]Windows 10など一部のOSでは、 ~中略~ Shift-JISで保存できます。
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正 |
[注意]Windowsでは、この結果が文字化けすることがあります。これを回避するための方法は、266ページのコラムを参照してください。
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P.266 コラム追加
誤 |
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正 |
[コラム:WindowsでのUTF-8対応]
CGIのプログラムは、標準出力と呼ばれる仕組みでWebブラウザへのレスポンスを作ります。Windowsでは、システムのデフォルトの文字コードがUTF-8になっていないため、UTF-8を利用しているCGIのプログラムで文字化けが発生してしまいます。そのため、日本語を含むCGIのプログラムをWindows環境で実行するときは、以下の3行を追記してください。記述場所は、具体的なコードを書く前のファイルの冒頭が良いでしょう。
import sys
import io
sys.stdout = io.TextIOWrapper(sys.stdout.buffer, encoding='UTF-8')
このコードは、標準出力で利用する文字コードをUTF-8に変更します。少しややこしいので、サポートページからダウンロードできるサンプルファイルを参考にしてください。
また、環境変数「PYTHONIOENCODING」をUTF-8に設定することでも,CGIプログラムの文字化けを回避できます。この対策をとった場合は,上記のコードをプログラムに含める必要はありません。
最近は,UTF-8を利用することが世界的にも標準になりつつあるので,Windowsも近い将来には,この流れに合流してくれるものと思います。
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(以下2018年5月24日更新)
P.24 側注
誤 |
[注意]Python 3.xが起動していることを確認してください。まれに,Python 2.x系が起動してしまうことがあります。その場合,コマンドを「python3」に切り替えることで解決する場合もありますが,根本的な解決のためには,インストールのやり直しや環境変数の設定変更などを試してみてください。
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正 |
[注意]Python 3.xが起動していることを確認してください。macOSではPython 2.xが起動してしまうことがありますので,その場合はコマンドを「python3」としてください。
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P.171 側注の[注意]
P.203 コラム
誤 |
C:\Users\taro\AppData\Local\Programs\Python\Python36\LIb
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正 |
C:\Users\taro\AppData\Local\Programs\Python\Python36\Lib
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P.260 最下行
P.263 下から6行目
誤 |
次のように入力して
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正 |
「ls -l」と入力して
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P.292 まとめ1行目
P.293 側注に文章追加
誤 |
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正 |
64ビット版を利用したい場合は,リンク先のリストから,Python 3.x系の「Windows x86-64 executable installer」を選んでダウンロードしてください。
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P.302 4行目に側注追加
誤 |
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正 |
[注意]標準のPythonをインストールした場合は,Pythonインタラクティブシェルの起動や,プログラムの実行に,「python3」コマンドを使います。macOSにはシステムにPython 2.xが付属しており,「python」コマンドを使うと,この2系のPythonが起動してしまうためです。
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P.312 下から5行目に側注追加
誤 |
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正 |
[補足]macOSとLinuxは,Pythonと同じようにUTF-8を利用するため,問題ありません。Windowsも最近,UTF-8への対応を強化してきてるように見えるので,文字化けに悩まされなくなる日も遠くないかもしれません。
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P.337 4行目
誤 |
https://pypi.python.org/pypi
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正 |
https://pypi.org
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P.340 2章の解答と解説の3
P.346 11章の解答と解説の1
誤 |
① select ② insert
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正 |
① insert ② select
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