目次
Chapter 1 欠点のない最強の物販!? ―物販×クラファンの全体像とメリット・デメリット―
- 1-1 せどりや転売で感じた限界点
- もはや根性論! 延々と続くリサーチ地獄
- Amazonアカウント停止,閉鎖のリスク
- キャッシュフローの減少,収益悪化のリスク
- アカウント閉鎖リスクの高い無在庫転売や予約転売
- 社会的信用が低く後ろめたい
- 1-2 メーカー仕入れも価格競争が起きている?
- メーカー仕入れとは?
- メーカー仕入れで月利200万円達成!
- しかしすぐに価格競争が発生
- 唯一の解決策は独占契約を結ぶことだが……
- 1-3 無在庫販売,独占契約を実現するクラウドファンディングとは?
- クラウドファンディングは全部で3種類
- クラウドファンディングとECサイトの3つの大きな違い
- 急速に伸び続ける購入型クラウドファンディング市場
- 1-4 在庫,多額資金,価格競争全部不要! 物販×クラファン 13のメリット
- 在庫リスクがない
- 多額の初期資金が必要ない
- 独占契約だからライバル不在,価格競争なし
- 支援者都合のキャンセル,返金がない
- 利益率を高く設定できる(30~40%)
- クラファン終了後に一般販売で継続的な収入が得られる
- 大型のB2B案件(企業間取引)につながることもある
- すべて自宅で完結する
- 英語ができなくてもOK
- 起案者,メーカー,支援者が喜ぶWin-Win-Winのビジネス
- 好奇心を刺激する商品の販売に関われる
- 社会的信用が高い
- ビジネスで必須の交渉力と販売力が手に入る
- 1-5 物販×クラファン 3つのデメリット
- 作業タスクが多い
- 売上金(支援金)が入金されるまで時間がかかる
- 既存の物販ビジネスにはないノウハウが必要
- 1-6 最新の物販×クラファンの注意点と打開策
- 機能や素材に新しさが認められれば審査は通る
- 売れる戦略を考えているライバルは少ない
- 1-7 物販×クラファンに向いている人とは?
- いずれ会社を辞めて独立したい人
- 魅力的な新商品を見つけて販売することが楽しい人
- インプットだけでなく積極的に実践する人
- 1-8 物販×クラファンで押さえておくべき4つの主要クラファンサイト
- Makuake
- GREEN FUNDING
- CAMPFIRE
- machi-ya
Chapter 2 物販×クラファンを始める前の準備
- 2-1 必要なものは銀行口座,クレカ,PCだけ
- 専用の銀行口座があると便利
- クレジットカードは限度額を広げる必要はなし
- 高性能のPCでなくても十分
- 2-2 メールアドレスは独自ドメインで開設する
- 独自ドメイン取得サービスを利用する
- Google Workspaceを利用する
- 2-3 簡易コーポレートサイトを用意する
- 2~5万円程度の簡単なホームページで十分
- 日本語ホームページでOK
- 事業用ホームページに記載する情報
- 主な無料ホームページ作成サービス
- 時間とお金をかけずにWordPressで制作
- 2-4 はじめて物販クラファンに取り組むときの3つの心構え
- 副業は99%会社にバレない
- 個人事業主でも法人でも差はない
- 「初心者だから」は禁句
Chapter 3 日本で大ヒットする海外商品を見つけるポイント
- 3-1 物販クラファン向きの海外商品をリサーチする方法
- Google Chromeでの海外Webサイト翻訳方法
- Kickstarterを使った商品リサーチ方法
- INDIEGOGOを使った商品リサーチ方法
- そのほかの海外クラファンサイトでリサーチする
- よい商品が見つかったら派生リサーチをしよう
- Amazon.comを中心に海外Amazonをチェックする
- 3-2 新商品の情報を発信しているWebメディアをチェックしよう
- RAKUNEW
- bouncy
- GIZMODO JAPAN
- lifehacker
- Engadget(アメリカ版)
- 個人運営のブログでも良質な情報がある
- 3-3 国内クラファンサイトも毎日チェックしよう
- MakuakeとGREEN FUNDINGの人気の傾向をつかむ
- 「海外で売れた商品=国内で売れる商品」とは限らない
- 片方で出品され片方で出品されていなければチャンス
- 商品ページ(LP)の作り方の参考になる
- 国内クラファンサイトのリサーチのコツ
- 日本代理店の有無はメーカーに聞くのが一番早い
- 3-4 トラブルなく多額の支援が得られる商品選び9つの判断基準
- 達成金額が最低1万ドル以上,理想は5万ドル以上の商品を選ぶ
- 商品単価が最低1万円以上,理想は3万円以上の商品を選ぶ
- リターンが完了して一般販売している商品を選ぶ
- 30~50代・男性向け商品が多いが女性向け商品も増加している
- 国内クラファンでヒットした商品の類似商品を選ぶ
- 機能,素材,権威性で差別化できる商品を選ぶ
- 商品によっては古いプロジェクトを選ぶのもあり
- Kickstarterで日本からの支援が多い商品を選ぶ
- RAKUNEWで「いいね!」が多い商品を選ぶ
- 3-5 このジャンルは慎重さを忘れないようにしよう
- SDGs,サスティナブル系商品
- 発展途上国サポート系商品
- 訴求ポイントがデザインのみの商品
- 一過性のトレンドに乗った商品
- 3-6 一般販売を意識した商品の選び方
- クラウドファンディングと一般市場の違い
- クラファンでも一般販売でも売れるための4つの判断基準
- 3-7 輸入ビジネス 5つの法律規制と突破方法
- 電気用品安全法(PSE法)
- 電波法(技適)
- 食品衛生法
- 薬機法(旧薬事法)
- 消費生活用製品安全法(PSC)
- 3-8 クラファン開始前に商標登録したほうがいい?
- 3-9 月にどれくらいリサーチしてメーカーに打診するか?
Chapter 4 独占契約獲得のためのメーカー交渉の極意 ―交渉例文,契約書を大公開―
- 4-1 海外メーカーの交渉窓口の探し方
- Kickstarterでメーカー窓口を見つける手順
- INDIEGOGOでメーカー窓口を見つける手順
- 連絡先が見つからなくても簡単に諦めない
- 4-2 ファーストメールを送るときの8つの原理原則
- 日本でクラファンをするメリットを正確に伝える
- 自分と取引するメリットも伝える
- 最初からクラファンを持ちかけなくてもいい
- 簡潔明瞭なビジネス英文を送る
- 決裁権を持っているとアピールする
- 同じカテゴリーの商品を扱う別メーカーにも打診する
- 熱意や愛情を示す
- 多少ビッグマウスなくらいがちょうどいい
- 4-3 パターン別 初回交渉メール例文
- 最初からクラファンに触れる場合の初回メール例文
- 最初はクラファンに触れない場合の初回メール例文
- 4-4 メーカーへのアプローチはどれくらい粘ればいいか?
- 返信があるまで最低7回メールする
- 交渉の窓口を変えて打診する
- 同じ内容のメールは2回まで。3回目以降は文章を変える
- メーカー打診の数は商品に対する期待値で変えてもいい
- 4-5 メーカーとの交渉テクニック,失敗しない質問回答例
- メールの返事は24時間以内,Webミーティングは必ず引き受ける
- メール1通に対して質問は1~2個にとどめる
- Webミーティングではプランがわかる資料を用意する
- 「同じオファーが日本から何通も来ている」といわれたら?
- メーカー側からのよくある質問
- 4-6 仕入価格とMOQ(最小ロット数)の交渉方法
- 仕入価格の交渉方法
- MOQの交渉方法
- 4-7 「クラファンに興味はないが一般販売してもよい」といわれたら?
- 独占契約を結べないなら避けたほうが無難
- あえてメーカーの提案を引き受ける場合
- 4-8 メーカーとの契約で絶対に外せないポイント
- 独占販売契約書のテンプレート
- 必ずメーカーと取り決める項目
- 独占販売契約書テンプレートの注意点
- 4-9 メールの返信率,独占契約の成約率はどれくらいか?
- メールの返信率は20~30%が目安
- 独占契約の成約率は20%が目安
- メーカー打診管理シートを活用しよう
Chapter 5 30%以上の利益率を確保する! 価格設定と利益計算
- 5-1 クラファン販売価格設定の目安は「仕入価格×3倍」
- Makuakeで定価販売する場合
- Makuakeで超早割30%OFFにして販売する場合
- クラファン終了後に実店舗販売する場合
- クラファン終了後にAmazon販売する場合
- 高額商品は「仕入価格×3倍」にこだわる必要はない
- クラファンで完結するか一般販売もするかでも値付けは変わる
- 5-2 超早割,早割などリターンを複数設定する
- リターンを複数設定する理由
- 代表的なリターン設定例と,その目的
- プロジェクト中のリターンの追加
- 割引率の差の目安
- 5-3 海外送料,国内配送料の基本的な考え方
- 航空便の送料の考え方
- 船便の送料の考え方
- 国内配送料の考え方
- 5-4 関税と輸入消費税にも気をつけよう
- 関税・輸入消費税は合わせて15%で計算すれば大丈夫
- アンダーバリューに注意
- 5-5 クラファン手数料は20%を基本に考える
- 5-6 商品ページ(LP)制作にかかる費用の考え方
- 5-7 広告費の考え方
- 5-8 輸入規制クリアのための検査費用の考え方
- 5-9 「利益予測&リターン計算表」を使って精緻に利益計算しよう
- 原価計算表
- 定価計算表
- リターン計算表(広告費なし)
- 事前集客計算表
- リターン計算表(広告費あり)
Chapter 6 支援者が思わずポチってしまう商品ページ(LP)の作り方
- 6-1 スムーズにクラファン準備ができる出品申請,LP作成手順
- ① メーカーの海外クラファンLP,公式サイトをチェックする
- ② 海外クラファンLPをざっくりと翻訳する
- ③ LPの下書きを作成する
- ④ クラファンサイトを選定し出品申請する
- ⑤ リターン内容と目標金額,プロジェクト期間を決める
- ⑥ LPを作成,投稿する
- ⑦ LPの審査を受ける
- 6-2 クラファンサイトの選定ポイントと出品申請
- MakuakeかGREEN FUNDINGの2択
- クラファン出品申請時に必要なもの
- 6-3 商品のターゲットとPRポイントを整理する
- 商品のターゲットを設定する
- 海外クラファンLPを材料に商品のPRポイントを考える
- 6-4 支援が集まるLPの構成パターン ―トップ画像,タイトル―
- トップ画像(サムネイル)
- YouTube動画
- タイトル
- ストーリー(Makuakeのみ)
- 6-5 支援が集まるLPの構成パターン ―LP本文―
- 権威付け・社会的証明
- 問題提起
- 親近感・共感
- 商品の特徴や機能・メリット
- 支援者のベネフィット
- 利用シーン提案
- 商品概要・スペック
- 保証
- リターン紹介(緊急性・限定性)
- メーカー担当者紹介
- Q&A
- リスクとチャレンジ
- プロジェクト実行者(起案者)について
- 6-6 プロジェクトを成功に導くLPの原理原則
- 3つのNOT ―「読まない」「信じない」「行動しない」―
- PASONAの法則
- 6-7 より効果的に支援を集めるためのポイント
- 支援者はLPを"読む"のではなく"見る"
- 項目の冒頭には必ず見出しを入れる
- スマホ向けになるべく文字は大きくする
- 色は3色まで。統一感のあるデザインにする
- 数字に置き換える
- 必要な情報を端折らない
- 支援が集まったLPをストックしておく
- 6-8 知っておきたい広告規制に関わる法律
- 景品表示法
- 薬機法
Chapter 7 クラファン成功者のプロジェクトの裏側を公開
- 7-1 スタートが一番大事! 期間中は3つの波がある
- スタートダッシュ
- 中だるみ
- ラストスパート
- 7-2 スタートダッシュを決めるための事前集客① ―全体概要―
- 事前集客のスケジュール感
- スタートダッシュの目標値
- 基本はSNS広告とLINE登録者リストで拡散する
- 7-3 スタートダッシュを決めるための事前集客② ―ティザーLP―
- ティザーLPとクラファンLPの違い
- LINE登録ボタンの設置場所と,その内容
- 必要に応じてメールアドレス登録ボタンも設置する
- ティザーLPの作成はWordPressがおすすめ
- ティザーLPでおすすめの分析ツール
- LPの読み込み速度に気をつける
- 迷ったらティザーLPでA/Bテストをしてみる
- 7-4 スタートダッシュを決めるための事前集客③ ―SNS広告―
- Facebook広告を始める前の準備
- Facebook広告の出稿
- 効果測定しながら改善を図ろう
- 広告代理店に運用を委託する
- 7-5 スタートダッシュを決めるための事前集客④ ―LINE公式―
- LINE公式アカウントに登録しよう
- LINE配信例文を公開
- LINE配信の7つのポイント
- 7-6 プロジェクト期間中の広告運用の考え方
- 自社広告
- 依頼広告
- 7-7 プレスリリースでメディアに取り上げてもらおう
- 主なプレスリリース配信代行サービス
- プレスリリース配信のポイント
- プレスリリース配信のタイミング
- メディアに直接掲載依頼するのもあり
- 7-8 中だるみ期間でも支援者を集める打ち手
- YouTuberに商品の魅力を伝えてもらうギフティング施策
- 認知拡大を図るSNSプレゼント企画
- 活動報告機能やSNSでプロジェクトの進捗を知らせる
- 応援コメントに対してお礼を出す
Chapter 8 安全・確実に支援者に商品を配送する
- 8-1 商品発注時は特にここに気をつける
- 8-2 商品輸送手段を決める
- メーカー契約のキャリア(配送業者)を使うのが一般的
- メーカー契約のキャリアがない場合
- 8-3 おすすめの海外送金サービス
- 楽天銀行
- 住信SBIネット銀行
- Wise
- 8-4 タイムロスなく支援者に商品を届ける
- 支援者数が多ければ配送業者を利用する
- 日本語の取扱説明書の考え方
- 8-5 支援者を不安がらせないよう情報提供する
- 8-6 トラブルの火種を大きくしないための心がけ
- 遅延が発生しそうな場合はすぐに報告
- 不良品のクレームは慎重に対応する
- 住所不明の場合は返金不要
Chapter 9 クラファン後のビジネス展開で利益拡大しよう
- 9-1 一般販売前にクラファンおかわりで支援を最大化
- クラファンおかわりはCAMPFIREかmachi-yaの2択
- CAMPFIRE,machi-yaの違いと選定基準
- クラファンおかわり時の注意点
- クラファンおかわり未実施のメーカーにアプローチするのは?
- GREEN FUNDINGとkibidangoの同時期開催
- 9-2 一般販売するかクラファンで終わるかの判断基準
- クラファン支援額と卸の引き合いの有無を目安に判断する
- 判断に迷ったときは
- 9-3 一般販売の主な販路① ―店舗販売―
- 卸業者や実店舗に営業してみるのもあり
- 店舗販売の掛け率
- 店舗販売のメリット
- 店舗販売のデメリット
- 店舗販売時に確認すべき内容
- 9-4 一般販売の主な販路② ―Makuakeストア―
- 9-5 一般販売の主な販路③ ―プラットフォーム―
- Amazon
- 楽天
- Yahoo!ショッピング
- 9-6 一般販売の主な販路④ ―自社ECサイト―
- BASE
- Shopify
- BASEとShopifyの比較
- 9-7 セールモンスターで自動的に多販路展開できる
- セールモンスターのサービス概要
- セールモンスターの料金プラン
- 9-8 安売りに走らずブランド価値を守ろう
- 力を入れたい商品は一般販売を始める前にリストを獲得する
- 一般販売開始後は広告出稿して自社ECサイトの露出を高める
- できるだけ取りこぼしがないように告知する
- 価格競争ではなくブランド価値の維持向上を
Chapter 10 物販×クラファンの成功をさらに加速するために
- 10-1 習慣化のための5つのコツ
- 少しでもいいので毎日時間を確保する
- やらないのがストレスになるまでやる
- 自分の時間を確保できる環境を作る
- 他人と比べず毎日1%の成長に目を向ける
- 目的意識を持つ
- 10-2 成果を出したい人に求められる本当の実践力
- 「本当に今必要か?」を考えてインプットする
- ある程度の勝算があれば実践する
- 10-3 計画的に成果を出すためのタスク管理
- ブレインダンプ
- ポモドーロ・テクニック
- タスク管理のおすすめツール
- 10-4 最小の労力で成果を最大化する作業外注のコツ
- 外注化の考え方
- おすすめの外注スタッフの傾向
- 報酬の決め方
- よい反応が得られる募集文の書き方と募集例文
- 応募者のなかから面談する人を絞る
- 面談のポイントと注意点
- 作業を依頼する際のポイントと注意点
- 商品リサーチ作業を外注するコツ
- 翻訳作業を外注するコツ
- LPデザイン作業を外注するコツ
- 10-5 融資という選択肢を持っておく
- 好条件で融資を受けられるタイミング
- 融資を受けられる金融機関
- 低金利,長期間の借入が可能な制度融資
- 物販クラファンで融資を獲得するために
- 10-6 クラファンは助成金,補助金とも相性がいい
- クラファン関連の助成金
- 物販クラファンで使える補助金