概要
「応用情報技術者試験」は,出題範囲が広範囲にわたりますが,過去問題からの出題や類題が多い試験です。だからこそ,出題傾向を把握すること,頻出問題の解法を押さえることが合格の決め手となります。この過去問題集は,直近4回分の本試験問題・解説を収録し,さらに,平成22年度春期~令和3年秋期の問題・解説のダウンロード特典がついています。この過去問題集を解いて,最短で出題傾向を理解し,合格力を高めましょう。
こんな方におすすめ
- 応用情報技術者試験を受験される方
- 本番の問題に挑戦したい方
- 出題傾向の把握をしておきたい方
- 手書きでの試験に慣れておきたい方
サポート
ダウンロード
(2023年11月27日更新)
過去問題ダウンロードサービス
『令和06年【春期】応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』では,本書をお買い上げいただいた読者様へのサービスとして,本書に掲載されていない,平成22度春期から令和3年度秋期の計23回分の問題・解答・解説のPDFファイルをダウンロードできます。
以下の手順にてダウンロードをお願いします。なお,ダウンロードファイルは,ZIP形式の圧縮ファイルで,23回分のファイルが1つにまとめられています。解凍してお使いください。
- 下の枠内に「ID」と「パスワード」を入力してください。本書P.479に記載されている「アクセスID」を「ID」欄に,「パスワード」を「パスワード」欄にそれぞれ入力してください(このパスワードは,PDFファイルを開く際にも必要となります)。
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その他注意事項
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以上のことをご確認,ご了承の上,データをご利用願います。
正誤表
本書の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
P.76 問2「設問3の解説」の解説に誤りがありました。
誤 |
総資本=売上高÷総資本回転率
なので、表より
7,500億円÷1.5回=5,000億円
になります。したがって、自己資本は
40%×5000億円=2000億円
になります。この結果からROEは、
300億円(当期純利益)÷5,000億円(自己資本)×100=15%
になります。
解答 15 |
正 |
総資本=売上高÷総資本回転率
なので、表より
7,500億円÷1.5回=5,000億円
になります。したがって、自己資本は
40%×5000億円=2000億円
になります。この結果からROEは、
300億円(当期純利益)÷2,000億円(自己資本)×100=15%
になります。
解答 15 |
P.31 問22の解説の③の図に誤りがありました。
誤 |
③Sを1に戻す
このようにX=1,Y=0で安定します。 |
正 |
③Sを1に戻す
このようにX=1,Y=0で安定します。 |
図に誤りがありましたが,答えや解説に誤りはありません。
P.53 問56の途中式に誤りがありました。
誤 |
まず1か月のサービス提供時間を求めます。毎日0時~24時まで提供するので,1日の提供時間は24時間。1か月が30日なので,
24時間×30日=740時間
ここから計画停止時間を引きます。計画停止時間は毎週月曜日の0時から6時の6時間。月曜日の回数が4回なので,
- 1か月の計画停止時間
6時間×4=24時間
- 1か月のサービス提供時間
740時間-24時間=696時間
- サービスの可用性が99%以上なので,
696時間×0.99=689.04時間
|
正 |
まず1か月のサービス提供時間を求めます。毎日0時~24時まで提供するので,1日の提供時間は24時間。1か月が30日なので,
24時間×30日=720時間
ここから計画停止時間を引きます。計画停止時間は毎週月曜日の0時から6時の6時間。月曜日の回数が4回なので,
- 1か月の計画停止時間
6時間×4=24時間
- 1か月のサービス提供時間
720時間-24時間=696時間
- サービスの可用性が99%以上なので,
696時間×0.99=689.04時間
|
P.101~102 問7「設問4の解説」の答えと解説に誤りがありました。
誤 |
〔収穫ロボットの動作概要〕に,収穫ロボットの移動速度は50cm/秒(0.5m/秒),超音波センサーの検知範囲は1m以内とあります。これらと音速340m/秒を用いて計算します。
- t:障害物に向かって移動ロボットから発する超音波が1m先の障害物から跳ね返ってきてセンサーで検知するのにかかる時間(求める時間)
- x:ロボットがセンサーで検知するまでに進んだ距離
とおきます。
求める時間tの間に,「超音波」と「ロボット」がそれぞれ移動する距離を考えると以下の式が成り立ちます。
340×t=1+(1-x)…①
0.5×t=x…②
①のxに②を代入して計算すると,
340t=2-0.5t
340.5t=2
t=0.00587371512…(秒)
=5.87371512…(ミリ秒)
となります。
小数第三位は切り上げるので,5.88ミリ秒が答えとなります。
解答 5.88ミリ秒 |
正 |
〔収穫ロボットの動作概要〕に,収穫ロボットの移動速度は50cm/秒(0.5m/秒),超音波センサーの検知範囲は1m以内とあります。これらと音速340m/秒を用いて計算します。
- t:障害物に向かって移動ロボットから発する超音波が1m先の障害物から跳ね返ってきてセンサーで検知するのにかかる時間(求める時間)
- x:ロボットがセンサーで検知するまでに進んだ距離
とおきます。
求める時間tの間に,「超音波」と「ロボット」がそれぞれ移動する距離を考えると以下の式が成り立ちます。
340×t=(1+x)+1…①
0.5×t=x…②
①のxに②を代入して計算すると,
340t=2+0.5t
339.5t=2
t=0.0058910162…(秒)
=5.8910162…(ミリ秒)
となります。
小数第三位は切り上げるので,5.90ミリ秒が答えとなります。
解答 5.90ミリ秒 |
正誤それぞれの図に表現されているように,「進路上1m以内の距離にある障害物を検知」の解釈に誤りがありました。