目次
Part1 情報教育の意義と立ち位置を知る
「情報Ⅰ」とはどのような科目なのか
- 001 なぜ情報を高校で学ぶのか? 情報Ⅰとはどんな科目なのか?
 - 002 情報Ⅰが導入された背景とねらい
 - 003 情報Ⅰでは何を学ぶのか? 情報Ⅰの4分野を概観する
 - 004 高校での情報Ⅰの授業風景を覗いてみる
 - 005 情報Ⅰ=プログラミング教育ではない
 - 006 大学入学共通テストにおける情報Ⅰの立ち位置
 - 007 大学入試に向けてどんな勉強をすればいい?
 - 008 大学入学共通テストで情報Ⅰが課される大学と配点
 - 009 情報Ⅰを学んだ生徒が身につける能力とは?
 - 010 世界から10年の遅れを取る日本の教育のICT化と情報教育
 - 011 2030年に最大約79万人 深刻化するIT人材の不足
 - 012 情報Ⅰはこれからの社会を生き抜く上で必須の科目
 - Column 情報Ⅰは実際どのくらい難しい?
 
Part2 情報社会における基礎を学ぶ
情報社会の問題解決
- 013 この分野で学ぶこと
 - 014 問題の発見・解決における「問題」とは何か
 - 015 情報Ⅰの柱として据えられた「問題の発見・解決」
 - 016 「情報Ⅰ」で学ぶアイデアの発想法や思考法のフレームワーク
 - 017 そもそも「情報」とは何だろう?
 - 018 情報を伝える媒体「メディア」
 - 019 SNS時代の作法を知る
 - 020 情報の信ぴょう性をどうやって確かめる?
 - 021 「著作権」「産業財産権」…… 創作物に関わるさまざまな権利
 - 022 情報社会に欠かせない法律や規則
 - 023 個人情報はなぜ重要?
 - Column 「情報Ⅰ」と「情報Ⅱ」は何が違う?
 
Part3 情報の効果的な伝達方法を学ぶ
コミュニケーションと情報デザイン
- 024 この分野で学ぶこと
 - 025 コミュニケーションの歴史
 - 026 コミュニケーションの形態と効果的な使い分け
 - 027 情報デザインで使いやすく・わかりやすくする
 - 028 「ユニバーサルデザイン」と「バリアフリー」
 - 029 情報デザインを応用すれば資料作成のスキルも向上する
 - 030 「アナログ」と「デジタル」の違い
 - 031 デジタルデータの優れた点
 - 032 音や画像をデジタルでどう表現する?
 - 033 データの圧縮とはどういうことか?
 - Column 情報Ⅰ教科書は教科書会社ごとにどう違う?
 
Part4 デジタル活用力の基礎を身につける
コンピュータとプログラミング
- 034 この分野で学ぶこと
 - 035 身の回りにあふれているコンピュータ
 - 036 「ハードウェア」と「ソフトウェア」とは
 - 037 コンピュータの五大装置
 - 038 コンピュータで扱う2進法の計算方法とデータ量の表し方
 - 039 2進法で計算する仕組み「論理回路」
 - 040 プログラミングによって何ができるのか
 - 041 プログラミングで必要な「アルゴリズム」とは
 - 042 「アルゴリズム」の基本構造
 - 043 具体的なPythonプログラムを見てみよう
 - 044 AI (人工知能)はなぜ注目を集めているのか
 - 045 機械学習とディープラーニングの仕組みを知る
 - 046 生成AIは諸刃の剣?
 - Column 共通テスト用プログラム表記
 
Part5 情報通信網への理解を深める
情報通信ネットワークとデータの活用
- 047 この分野で学ぶこと
 - 048 インターネットとは?
 - 049 「Wi-Fi」「無線LAN」「5G」…… 何が違う?
 - 050 インターネットで情報のやり取りが可能な仕組み
 - 051 情報通信を盗聴から守る「暗号化」の仕組み
 - 052 情報セキュリティって大切?
 - 053 機密情報をどうやって守る?
 - 054 個人でできるセキュリティ対策は?
 - 055 身の回りの情報システムはネットワークに支えられている
 - 056 いたるところで使われる「クライアント・サーバシステム」
 - 057 データを蓄積する仕組み「データベース」
 - 058 説得力を高めるには「データ」が必須
 - 059 世の中には「使えるデータ」があふれている
 - 060 使えるデータの集め方と集めたデータの分析方法
 - 061 統計とはデータの特徴を表現する技術
 - 062 数学科と連携することで深まる実践力
 - 063 シミュレーションってなに?
 - Column 大学ごとの情報Ⅰの扱いはどう異なる?
 
Part6 情報教育の今後
情報Ⅰが当たり前の未来社会を考える
- 064 政府が考える未来社会「Society 5.0」
 - 065 情報ⅠはDXのスタートライン
 - 066 未来の学校の授業はどうなっているか
 - 067 必ずしも情報Ⅰがすべてを網羅しているわけではない
 - 068 情報技術を使いこなすために今からできること
 - 069 2029年以降に社会人となる「情報Ⅰ世代」との共創に向けて
 - Column 共通テストで使用される疑似言語で実行したい場合は?
 
- 付録<情報科で使用されている用語について調べるには>
 - 索引