書籍概要

切り絵アートで魅せる現代数学の世界

著者
発売日
更新日

概要

本書では,数学の魅力を切絵を切り口にご紹介します。切り絵は,岡本健太郎先生が実際に作成された作品です。数式から得られた図形を地道に切り抜いていくと,あっと驚くきれいな作品ができあがるのです。そのようにできた切り絵を何層にも重ね,背景の色のバランスまで考え抜かれて構成された作品はアートそのものです。奥行が現れる点も切り絵ならではの特長で,それによりフラクタルやトポロジーなどをより具体的に観察することができます。各作品には丁寧な数学の解説を付けます。切り絵の美しさだけではなく,数学のいろいろな姿を存分に堪能できる1冊です。まるで美術館にいるような感覚に浸ってしまうでしょう。

こんな方におすすめ

  • 切り絵数学,折り紙数学,幾何学などが好きな人

サンプル

samplesamplesamplesamplesample

目次

  • はじめに

第1章 数の構造とその美しさ

  • 1.1 糸掛け曼荼羅
  • 1.2 カラビ・ヤウ多様体

第2章 繰り返し模様と折り紙の美しさ

  • 2.1 タイリング
  • 2.2 折り紙と数学
  • 2.3 イスラム幾何学
  • コラム M.C.エッシャーのタイリングアート

第3章 フラクタルの美しさ

  • 3.1 平面のフラクタル
  • 3.2 立体のフラクタル
  • コラム ドラゴン曲線と折り紙

第4章 3次元の美しさ

  • 4.1 立体図形と緻密な模様
  • 4.2 立体図形の変形
  • 4.3 4次元の可視化
  • コラム トポロジーのトリック

第5章 その他のモチーフ

  • 作品リスト
  • 関連図書
  • 索引
  • 著者プロフィール

サポート

現在サポート情報はありません。

商品一覧