概要
学校はもちろん,企業研修,ワークショップ,カルチャーセンター,地域のサークル,親子などすべての「教えることに無縁ではないすべての人たち」のための実践書が登場!
本書は「教えること」を教える先生が書いた,具体的な事例で説く,教え方の集大成の書です。
同著者による前著『上手な教え方の教科書 ―― 入門インストラクショナルデザイン』は,おかげさまで息長く読まれつづけています。そして続刊であるこの『上手な教え方の教科書,実践編』は,その名の通り実践編としてお届けするものです。特徴は「すべて実際にやってみた」という点にあります。なお本書を単独でお読みになっても十分実践できますので,その点はご安心ください。
教えるという行為は,その内容,目的,参加者,時間,場所などによって複雑に影響を受けます。同じ教え方をしているのにもかかわらず,あるケースでうまくいっても,別のケースでうまくいかないことがあります。そのため,ケースに合わせて柔軟に教え方を変えていかなければなりません。
とはいえ,上手な教え方の原則は頑健です。この本では,どんなケースでも柔軟に適用できるような上手な教え方の原則を,具体的な事例に沿って紹介していきます。
こんな方におすすめ
「教えること」に関わるすべての人。例えば,
- 学校関係者(教員,学生など)
- 企業研修担当者
- ワークショップ講師
- カルチャーセンター講師
- 地域サークル活動に関わる人
- 子育て中の親 など