書籍概要

60分でわかる!

60分でわかる!
半導体ビジネス 最前線

著者
発売日
更新日

概要

PCやスマホ,データセンターをはじめ,AIや電気自動車など,世界的な需要増により,日本の半導体業界もいま活況を取り戻しつつあります。21世紀の「石油」とも呼ばれる今世紀最大の重要資源「半導体」。石破総理は,国内のAIや半導体産業を下支えするため,2030年度までの7年間で10兆円以上の公的支援を行う枠組みを新たに設ける方針を明らかにしました。政府は以前より国策として「半導体・デジタル産業戦略」を立ち上げ,半導体産業の復活を目指してきましたが,今後もそれは継続される格好となっています。こうした背景から,半導体業界はいま最も熱い業界の一つとして注目され,ビジネスパーソンから投資家までその動向を注視しています。

本書は,そんなニーズに対応し,半導体産業の全体像をビジネス的な観点から俯瞰できるように,コンパクトにまとめています。半導体の製造プロセスは非常に複雑で製造装置から材料,各種ITサービスなどさまざまな企業が連携したエコシステムによって支えられています。裾野の広い半導体産業の最新動向をフォローアップするとともに,歴史なども振り返りながら,日本の半導体の未来について考察します。動きが速い業界ではありますが,半導体に関わるビジネスパーソン,投資家などにとっても手軽に業界を把握できる必携の1冊!

こんな方におすすめ

  • 半導体業界で働きマクロで見た最新の業界動向を知りたいと考えるビジネスパーソン
  • これから半導体業界への就転職を目指し,業界動向を知りたいと考えている学生やビジネスパーソン
  • 工場誘致などでわく地域の関連事業者
  • NVIDIAに牽引される半導体関連銘柄に関心の高い投資家 など

サンプル

目次

Part1 半導体ビジネスの現在

  • 001 半導体とは?
  • 002 半導体が今,話題になっている訳
  • 003 広がりを見せる半導体の用途
  • 004 半導体サプライチェーンの課題
  • 005 米中貿易摩擦と地政学的変化
  • 006 日本の半導体政策の全体像
  • 007 日本の半導体政策動向 ① TSMC誘致
  • 008 日本の半導体政策動向 ② ラピダス立ち上げ
  • 009 日本の半導体政策動向 ③ メモリ
  • 010 日本の半導体政策動向 ④ パワー半導体
  • 011 日本の半導体政策動向 ⑤ 人材育成

Part2 半導体の種類

  • 012 半導体の種類と用途(ロジック,メモリ,ディスクリート,オプト,そのほか)
  • 013 集積回路① ロジック
  • 014 集積回路② マイクロ
  • 015 集積回路③ メモリ
  • 016 集積回路④ アナログ
  • 017 ディスクリート
  • 018 オプトエレクトロニクス
  • 019 センサ
  • 020 化合物半導体
  • 021 半導体種類別の市場規模

Part3 半導体の用途

  • 022 半導体の用途① パソコン・スマートフォン
  • 023 半導体の用途② 家電製品
  • 024 半導体の用途③ 自動車
  • 025 半導体の用途④ 産業用途,そのほか
  • 026 半導体の用途⑤ データセンター

Part4 半導体のバリューチェーン

  • 027 早わかり―― 半導体ができるまで
  • 028 半導体のバリューチェーン
  • 029 半導体の企画・設計
  • 030 半導体パッケージの設計
  • 031 半導体設計にもAI活用の波
  • 032 半導体製造における前工程
  • 033 露光機の技術発展
  • 034 前工程のキープロセス,露光技術
  • 035 半導体製造における後工程① 組立
  • 036 半導体製造における後工程② 検査
  • 037 半導体企業の販売・営業業務
  • 038 半導体業界におけるデジタル化の潮流

Part5 半導体関連企業の類型

  • 039 半導体企業の類型
  • 040 半導体企業の類型① IDM企業
  • 041 半導体企業の類型② ファブレス企業
  • 042 半導体企業の類型③ ファウンドリ
  • 043 ファウンドリビジネス成功の要諦
  • 044 半導体企業の類型④ OSAT
  • 045 半導体種類ごとの業界構造
  • 046 変化する半導体設計の業界構造
  • 047 半導体企業の類型⑤ EDAベンダ
  • 048 半導体企業の類型⑥ IPベンダ
  • 049 CPUコア設計とIP
  • 050 変動するCPUコアIPの勢力図
  • 051 半導体企業の類型⑦ 製造装置メーカー
  • 052 半導体企業の類型⑧ 測定・検査装置メーカー
  • 053 半導体企業の類型⑨ 搬送機メーカー
  • 054 半導体企業の類型⑩ フォトマスクメーカー
  • 055 半導体企業の類型⑪ 材料メーカー
  • 056 半導体企業の類型⑫ MES,PLCメーカー
  • 057 半導体企業の類型⑬ 超純水供給・排水処理

Part6 半導体の世界史

  • 058 半導体の誕生
  • 059 躍進した日本の半導体
  • 060 国際水平分業体制の進展
  • 061 韓国・台湾の台頭
  • 062 日本半導体凋落のきっかけ
  • 063 過去の日本の国家プロジェクト
  • 064 中国・インドの急成長

Part7 日本の半導体のこれから

  • 065 世界に誇る日本の材料,製造装置メーカー
  • 066 光電融合技術研究
  • 067 ファブレス企業の育成
  • 068 日本の半導体の未来

サポート

正誤表

本書(第1刷)の以下の部分に誤りがありました。ここに訂正するとともに,ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。

(2026年2月25日最終更新)

P.5(中段の図)

誤 Ⅱ-11の「専横工程」を削除、Ⅱ-6に「ウェハ検査」を追加
正

P5.png

P.19(上のグラフのタイトル)

誤 用途別振動体市場
正 用途別半導体市場

P.21(図の右側)

誤 ⑤受注・製造・納品
正 ⑤受注・生産・納品/td>
誤 ファブレス半導/IDM
正 ファブレス/IDM

P.23(図)

誤 図を補足:[メモリ]マイクロン(製造投資が加速している地域)、[ロジック]サムスン電子(従来の主力地域)を追加
正

P23.png

P.27(表の中ほど、「生産能力」)

<第一工場>
誤 約1兆2900億円 *86億ドル
(うち政府出資約4,760億円)
正 5万5000枚 / 月 (*40nm以外)
<第二工場>
誤 約2兆円 *139億ドル
(うち政府出資約7,320億円)
正 4万8000枚 / 月 (*40nm以外)

P.30(本文、下から7行目)

誤 最大2430億円が補助され大学発ベンチャーのパワースピンが開発を牽引しています。
正 最大2430億円が補助されます。

P.43(図中、「MPU」「MCU」の四角の中)

誤 周辺機器
正 周辺機器制御回路

P.56

(本文、上から1行目)
誤 60兆ドル
正 6000億ドル
(本文、上から7行目)
誤 20兆ドル
正 2000億ドル
(本文、上から8行目)
誤 10兆ドル
正 1000億ドル
(本文、上から9行目)
誤 20兆ドル
正 2000億ドル
(本文、上から11行目)
誤 7兆ドル
正 700億ドル
(本文、上から13行目)
誤 8兆ドル
正 800億ドル
(本文、上から14行目)
誤 3兆ドル
正 300億ドル
(本文、下から3行目)
誤 4兆ドル
正 400億ドル
(本文、下から2行目)
誤 2兆ドル
正 200億ドル

P.57(「世界の半導体種類別市場規模」の図)

誤 図の誤り(色分けの間違い)
正

P57.png

P.75

(図中、主要プレイヤーの「IDM」の項)
誤 ST
正 STマイクロエレクトロニクス、サムスン電子を追加
(図中、主要プレイヤーの「ファウンドリ」の項)
正 インテルを追加
(図中、関連企業の「材料サプライヤー」の項)
誤 KLA
正 削除

P.92(本文、上から3行目)

誤 受給業務
正 需給業務

P.121(まとめ)

誤 P2:PC
正 PC

P.123(下のグラフ)

誤 国際電気
正 KOKUSAI ELECTRIC

P.129(見出し)

誤 フォトマスク製造業界のバリューチェーン
正 フォトマスクの市場シェアと種類

P.146(本文、上から3行目)

誤 日本企業によるダンピング防止する
正 日本企業によるダンピングを防止する

商品一覧