概要
変更と修正が続く設計では素早く成果品が作れるツールが必要です。
BIMは“重い”,“時間が掛かる”というイメージがあり,特に設計では敬遠されてきました。
「BIMを導入したら余計に大変!」
「BIMは難しそうで使いたくない!」
実はこういったモヤモヤの原因が,「今はいらないことをしてBIMを難しくしていた」ことにあることを本書は解き明かします。
アジャイル(身軽)に自由度高くプランをまとめるメソッドを説明し,次に文字で仕様入力し見積可能なアウトプットをRevitから取り出すメソッドを説明します。
これらの説明は,なじみにくいRevit仕組みの解説を含め,基礎から順に丁寧に書かれています。さらにExcelの仕様データを,一気にモデルに反映するDynamoプログラムも紹介します。
この本で使うサンプルRevitモデルと,Dynamoプログラムはダウンロードできます。
こんな方におすすめ
- Revitをはじめてみたい人
- Revitのしくみから応用的な使い方まで,まとめて知りたいRevitユーザーの人
- Revitを使って設計の効率と質を高めたい設計者の人
- Revitを使ったプロジェクトの責任者になったが,メリットの出し方がわからない人
- BIM環境を構築する部門の人,その部門を統括する経営層の人
サポート
ダウンロード
(2025年4月24日更新)
本書で使うサンプルファイルはこのページからダウンロードできます。ダウンロードファイルは大きく3つに分かれていて,それぞれまとめて圧縮ファイル形式でダウンロードできます。
- サンプルモデルと関連ファイル-------5,6,7,8章
- Dynamoプログラムと関連ファイル--------7章
- カスタムパッケージ.zip(Dynamoを動かすのに必要なファイル)-----7章
ダウンロードにはそれぞれ,読者特典コードとメールアドレスの入力が必要です(読者特典コードはすべて半角文字で入力してください)。読者特典コード入力でのダウンロードはそれぞれの圧縮ファイルごとに最大10回までです。コードの保管には注意してください。なお,入力して頂いたメールアドレスは,ダウンロード認証の目的以外には利用しません。
読者は,これらのファイルとそこに含まれるデータ(ファミリ等も含む)は自由に使うことができますが,これらを使用したことによる結果について,出版社および著者はいかなる責任も負いませんので,ご承知おきください。
3つ目の“Dynamoを動かすのに必要なファイル”のダウンロードが,PCのセキュリティ設定によって行えないことがあった場合も,出版社および著者はいかなる責任も負いません(セキュリティ設定を変える,またはPC管理者に相談してください)。
“Dynamoを動かすのに必要なファイル”のダウンロードとインストールのさらに詳しい説明は2つ目の“Dynamoプログラムと関連ファイル”の中にある,「パッケージ内容の詳しい説明(最初にお読みください).pdf」の中に記載してあります。
- 1. サンプルモデルと関連ファイル.zip
- A) スキマティックモデル_sample.rvt---5章の完成形,6章と7章で使用
- B) スペックモデル_sample.rvt-----6章と7章の完成形,8章で使用
- C) 用途別面積表_sample.xlsx-------5章で使用
- D) 用途別面積表_部屋集計.txt------5章で使用
- E) アジャイル設計BIM共有パラメータ.txt----6章で使用
- 2. Dynamoプログラムと関連ファイル.zip
- A) Dynamoプログラム(⓪~⑨のグラフ)-----7章で使用
- B) Dynamoプログラムの解説.pdf
- C) パッケージ内容の詳しい説明(最初にお読みください).pdf
- 3. カスタムパッケージ.zip(Dynamoを動かすのに必要なファイル)
- (ア) Dynamoプログラム動作に必要なカスタムノード集(パッケージ) -----7章で使用
- (イ) パッケージを有効化するDynamoプログラム(要読者特典コード) -----7章で使用