概要
理論より“実践派”のあなたへ!
本書は6つのLessonに分かれ,テーマごとに,実際に手を動かしながらデジタル色塗りの基本を学んでいきます。
6つのLesson
- 塗る順番
- 必須機能
- 色の組み合わせ
- 光と影
- 加工
- 質感表現
色塗りに役立つ便利な機能から,影や光で立体感を出す方法,印象をコントロールするための加工の方法まで,塗って悩んで,試しながら,楽しく身につけていきましょう!
こんな方におすすめ
- デジタルイラストの色塗りをこれから始めたい初心者の方
- 色の選び方や組み合わせ方に自信がない方
- 付属の練習ファイルを使って,楽しく学びたい方
目次
Lesson 0 オリエンテーション
- 塗りに使うツールを知ろう
- 色選択のしくみを知ろう
- 色を自分で作れるようになろう
- 練習ファイルを読み込もう
Lesson 1 塗る順番の基本
- 【実習①】ベースを塗る
- 【実習②】影をつける
- 【実習③】光をつける
- 【実習④】濃淡を描き込む
- コラム:「面」の流れを意識する
Lesson 2 必須機能「レイヤー」を学ぶ
- レイヤーはデジタル塗りの必須機能
- レイヤーの基本操作
- 【実習①】レイヤーを参照してベタ塗りしよう
- 【実習②】クリッピングと合成モードで影を塗ろう
- 【実習③】レイヤーマスクで影を修正しよう
- 【実習④】光と模様を追加しよう
- 【実習⑤】色調補正レイヤーで色味を調整しよう
Lesson 3 「色の組み合わせ」を学ぶ
- どんな色で塗ってもホントは自由
- いろいろな色の選び方
- 色塗りの準備:ベースの塗り分け
[淡い色だけで塗ってみよう]
- 組み合わせやすい淡い色
- 【実習①】色を決めやすいパーツから塗ってみよう
- 【実習②】面積の大きいところにメインカラーを置こう
- 【実習③】同じ色を使って統一感を出そう
- 【実習④】背景に色をつけてバランスを探ろう
[強い色だけで塗ってみよう]
- 扱いが難しい強い色
- 【実習①】顔まわりの色を固めよう
- 【実習②】強い色にも合わせやすい色を配置しよう
- 【実習③】強いメインカラーを入れよう
- 【実習④】全体のバランスを調整しよう
- コラム:デジタルイラストは単品で使えるように作成する
Lesson 4 立体感を出す「光と影」を学ぶ
- 光と影に影響を与えるもの
- レイヤーとブラシの不透明度の使い分け
- ベースの塗り分けと色決め
[ふんわり柔らかい影を塗ろう]
- 【実習①】大きめ→細かく,二段階で影を塗ろう
- 【実習②】顔パーツに血色と影を追加しよう
- 【実習③】髪の束感を意識して塗ろう
- 【実習④】服の質感に合わせた影を塗ろう
[光を入れてみよう]
- 光の入れ方:ハイライトと中間色
- 【実習①】肌と顔まわりに光を入れよう
- 【実習②】服に光を入れよう
- 【実習③】塗りと線をなじませよう
- コラム:さまざまな光と影の入れ方
Lesson 5 印象を変える「加工」を学ぶ
[印象を単調にしないために]
- 【実習①】グラデ・ぼかしを使って変化をつける
- 【実習②】服にテクスチャで質感をつける
[大きな影とネオンをつける]
- 【実習①】大きな影をつける
- 【実習②】ネオンの光を追加する
[テクスチャでレトロな質感にする]
- 【実習】イラスト全体にテクスチャを合成する
- コラム:合成モード×フォルダーの注意点
Lesson 6 モチーフごとの「質感表現」を学ぶ
- 質感は光と影で表現する
- 水やガラスの質感
- メタルの質感
- 木の質感
- 毛の質感
- 宝石の質感
- 岩や石の質感
- コラム:モノクロ観察のススメ
サポート
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『色塗りワークショップ ~塗りながら,楽しく学べる知識・コツ・考え方』をご購入いただき,ありがとうございます。本書で利用する練習ファイルは,下記のリンクよりダウンロードできます。
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