概要
身の回りの「色」のフシギを徹底解剖!
「しゃぼん玉が虹色に見える仕組みは?」「あの色は動物にどう見えている?」「なぜ4色だけでカラー印刷ができるの?」「日本の伝統的な美意識と色はどんな関係にあるの?」などなど,工学(テクノロジー)と芸術(アート)の視点から,色の世界を巡る知的探求図鑑。
「色はどうやって感じるのか?(第1章)」「色はどう再現されてきたのか?(第2章)」の2章構成で,「色」を科学と技術,そして文化芸術の側面から徹底的に解剖し,その全貌を明らかにしています。
こんな方におすすめ
- 色にまつわる身近な疑問から専門的な探求まで,遊び心と知的好奇心を持って深掘りしたい小学校中学年から,キャリアや研究に活かしたい社会人まで。親子での鑑賞にもおすすめ
目次
- 色の名前 〜外来語編〜
- はじめに 色彩の科学とこれから
第1章 「色」はどうやって感じるのか?
- 電磁波と可視光線
- ①電磁波ってなんだろう?
- ②電気と磁気は作用しあう
- ③太陽からの電磁波と色
- ④可視光線とは?
- ⑤光によって色が生まれる
- 構造色
- ①物理的な構造が色を生む
- ②空の色はなぜ青いのか
- 《コラム》金属の色
- 色を感じる人体の仕組み
- ①眼球の構造
- ②色を感じる細胞
- ③脳内での視覚処理
- ④5種類の色覚類型
- 動物の色覚
- 動物・昆虫の目
第2章 「色」はどう再現されてきたのか?
- 「色空間」とは?
- 絵の具
- ①絵の具の歴史
- 《コラム》絵の具以外の画材
- ②絵の具の種類
- ③絵の具の材料
- カラー印刷
- ①現代のカラー印刷の基本
- ②カラー印刷がはじまるまで
- ③バクスター法
- ④カラー木口木版
- ⑤カラーリトグラフ
- ⑥写真製版技術と輪転印刷機
- ⑦現代の業務用カラー印刷機
- ⑧パソコンとプリンターの普及
- ⑨江戸時代のカラー印刷
- ⑩江戸時代の木版画の制作手順
- カラーフィルム
- ①カラー写真(映画)の撮影
- ②初期のカラー撮影 リップマンのカラー撮影
- ③初期のカラー撮影 ルミエール社のオートクローム乾板
- ④初期のカラー撮影 三色分解撮影の時代
- ⑤初期のカラー撮影 六桜社式天然色印画法
- ⑥現代のカラー撮影 光と色材の三原色
- ⑦現代のカラー撮影 感光材料の製造
- ⑧現代のカラー撮影 カラーフィルムの構造
- ⑨現代のカラー撮影 カラーフィルムの色の再現
- ⑩現代のカラー撮影 フィルム工場の仕組み
- ディスプレイ
- ディスプレイで表示するには
- ブラウン管テレビ
- 液晶ディスプレイ
- 《コラム》量子ドットディスプレイとは
- 有機ELディスプレイ
- ディスプレイの中で色と世界を作る
- 日本の伝統と色 ~能の衣装の質感表現~
- 能の衣装を顕微鏡で見る
- 和の色と陰翳
- 和の色の名前