書籍概要

PYTHON×MATH

Pythonで理解する線形代数の基礎

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概要

本書は,線形代数をPythonを用いて学習し,実世界の問題に応用する力を身につけることを目標としています。線形代数の基礎概念と計算方法を学び,Pythonで実装することで理解を深めます。Pythonを用いた学習には二つの意味があります。一つは,線形代数の計算を実装することで,具体的な問題や数式からPythonコードを作成する応用力を養うこと。もう一つは,Pythonを抽象的な線形代数の理解を助ける道具として利用することです。応用を目指しつつも,初期段階では紙とペンを使った手計算も重要視しており,手計算の方法を示すことで数学的な理解を深め,Pythonでの応用をスムーズにすることを狙っています。練習問題も手計算とPython計算の両方を用意しています。線形代数の定理の証明についても,通常の計算の延長線上にあると考え,多く取り上げています。証明を通じて,概念と計算方法のより深い理解を目指します。

こんな方におすすめ

  • 線形代数をプログラミングしながら学び直したい方
  • 手計算・証明も含めて線形代数を理解したいPythonユーザ

目次

第1章 Pythonの基本

  • 1.1 Pythonのインストール
    • 1.1.1 Windowsの場合
    • 1.1.2 macOSの場合
    • 1.1.3 Linuxの場合
  • 1.2 Pythonの実行
    • 1.2.1 対話実行環境
    • 1.2.2 ファイル指定による実行
    • 1.2.3 Jupyter Notebook
    • 1.2.4 本書の記法について
  • 1.3 Pythonのモジュールについて
  • 1.4 外部モジュールの利用と仮想環境
    • 1.4.1 macOSとLinuxの場合
    • 1.4.2 Windowsの場合
    • 1.4.3 仮想環境に入ってからの操作
    • 1.4.4 外部モジュールのインストール
  • 1.5 本書で使う外部モジュール
  • 1.6 数値誤差について
  • 1.7 NumPyの配列
    • 1.7.1 配列の作成と基本操作
    • 1.7.2 スライシング
    • 1.7.3 ブロードキャスティング

第2章 平面と空間のベクトル

  • 2.1 ベクトルの定義と計算
  • 2.2 ベクトルの成分と位置ベクトル
  • 2.3 内積
  • 2.4 ベクトルによる直線の表現
  • 2.5 外積
  • 2.6 ベクトルによる平面の表現

第3章 ベクトルと行列

  • 3.1 ベクトル・行列とその表記
  • 3.2 行列の和とスカラー倍
  • 3.3 ベクトルのノルムと内積
  • 3.4 転置
  • 3.5 行列の積
  • 3.6 単位行列、逆行列
  • 3.7 ブロック分割
  • 3.8 行列と連立一次方程式
  • 3.9 ランクと逆行列

第4章 行列式

  • 4.1 置換
  • 4.2 行列式

第5章 線形空間

  • 5.1 線形独立と線形従属
  • 5.2 線形空間と線形部分空間
  • 5.3 基底
  • 5.4 線形変換
  • 5.5 正規直交基底
  • 5.6 基底の変換
  • 5.7 基底変換と線形変換の幾何的解釈

第6章 固有値と固有ベクトル

  • 6.1 固有値と固有ベクトル
  • 6.2 固有値・固有ベクトルの幾何的解釈

第7章 行列と数値計算

  • 7.1 コンピュータで数値を扱うときの注意点
    • 7.1.1 無限大と非数について
    • 7.1.2 桁落ちについて
  • 7.2 上三角行列と下三角行列
  • 7.3 LU分解
  • 7.4 既存ライブラリによるLU分解
  • 7.5 数値計算と逆行列
  • 7.6 行列と数値誤差

第8章 応用例

  • 8.1 図形と画像の変形
  • 8.2 三次元グラフィックスの処理
  • 8.3 最小二乗法
    • 8.3.1 二次関数の性質
    • 8.3.2 一変数の場合の最小二乗法の計算
    • 8.3.3 多変数の場合の最小二乗法の計算
  • 8.4 主成分分析

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