目次
Chapter 0 プロジェクト成功のための「安全運転」術
- プロジェクトの安全運転に必要な要素とは?
- プロジェクトが失敗する典型パターン
- プロジェクトの安全運転に不可欠な「知識」と「実践力」
- プロジェクトマネージャは本当に育っているのか?
- 経験ゼロからの挑戦:プロジェクトマネジメントとの出会いと奮闘
- 本書で学べること:「難しそう」から「できそう」への成長
- 初心者から,伸び悩む中堅まで:"できるPM"への第一歩
- 【Column】最高のチーム力を実現した「誰が赤帽かぶってる?」
Chapter 1 プロジェクトマネジメントの現実と課題
1.1 プロジェクトマネジメント知識と現実とのギャップ
- プロジェクトマネジメントの基本と実践
- プロジェクト成功率30%の現実
- PMP取得者の多くが苦労する理由
1.2 プロジェクトの成否を分ける要因
- プロジェクトマネジメントの成功と失敗の見極め
- 期限通り,予算内……でも成功とは限らない
- プロジェクトマネジメントの成功と失敗の境界線を見極めるには?
- プロジェクトが失敗する本当の理由は?
- 【Column】「忙しいから,明日から進捗会議やめます!」の衝撃
Chapter 2 プロジェクトを支えるチーム力と目標のすり合わせ
2.1 チーム作りと強化のアプローチ
- チーム優先? それともプロジェクト優先? 組織の戦略的選択
- ゼロから始めるチームビルディング:短期間でチーム力を高める方法
2.2 体制図:チーム力を強化する人の関係図
- 指揮命令系統を統一するプロジェクト体制図とは
- 現場で活きる体制図作成のためのポイント
- 大規模プロジェクトにおける体制図の活用法
- 役割分担を明確にするための役割定義書
- 見落とされがちだが重要な体制図の役割
2.3 ステークホルダーの協力を得るための方法
- ステークホルダーを味方に付ける重要性とそのステップ
- キープレイヤーを見極めるコツ
- 否定的なステークホルダーを味方にする方法
- 特定が難しいステークホルダーを的確に分析する
- コミュニケーションで信頼を築く方法
2.4 プロジェクトの方向性を確立する目標設定
- 目標設定と共有の重要性:チームの一体感を高める
- プロジェクトの目標を明確に定義するためのODSCフレームワーク
- 目標設定会議(ODSC会議)の進め方
- 【Column】「背景がなければ始めるな」──止める判断も成功のうち
Chapter 3 成功への道筋を描く計画術
3.1 成果物を起点にプロジェクトを導く:WBSの本質
- 誤解されがちなWBSの本質
- WBSが成果物分解である歴史的背景
- WBSの誤解を生んだ日本語訳の問題
- なぜWBSはタスクの分解ではダメなのか?
- 名詞で作るWBS:階層構造と100%ルールの手順
- WBSの作成手順
- 曖昧な要素はWBS辞書で定義しよう
- WBSで全成果物を網羅する:物からサービスまで
3.2 プロジェクトを守るリスク管理の基本と実践
- リスクとは何か? その基本概念
- リスクの分類:対応可能なもの,予測困難なもの,そして未知の脅威
- リスクマネジメントの基本プロセス
- プロジェクトを支えるリスクマネジメント計画の作り方
- リスク特定:チーム全員で危険を洗い出す方法
- 定性的リスク分析:優先順位と対応範囲の決定
- リスク対応計画:脅威と好機のリスクへのアプローチ
- リスク一覧の作成と管理
- リスクを継続的にモニタリングする方法
- リスク管理の力でプロジェクトを守る
3.3 段取りから始めるプロジェクトの計画術
- 準備が勝敗を決める:段取りの極意
- 計画はゴールから作る:バックワードスケジューリング
- タスク定義の基本:共通認識を生む6つの要素
- タスクの粒度をどう決める? 進捗と効率を両立する方法
- タスクの粒度の考え方
- 伝わるタスク名とは? 誤解を招かない命名術
- 依存関係を可視化し,タスクの流れを作る
- 段取り会議でタスクの流れを整理し,チーム力を高める
- 段取りの質を高めるために,過去のノウハウを活用する
- 段取り会議のメリット
- 段取りは成功への先行投資
3.4 計画実行の基準となる期間見積もりとリソース割り当てのコツ
- 期間見積もりの基本と克服すべき課題
- ギリギリを狙う? 安全余裕を取る? 見積もりのコツを解説
- 安全余裕をどう扱う? 2つの基本アプローチ
- 担当者のスキルによる期間見積もりの違い
- フォワード方式のリソース割り当てと期間見積もり
3.5 知識を活用して形にする:計画作成の流れ
- WBSとリスクを起点としたタスク抽出と段取りの第一歩
- 最後のタスクから始めるバックワードスケジューリング
- ネットワークからスケジュールへ:ガントチャート作成の4ステップ
- リソース競合を解消するためのスケジュール調整術
- 希望納期に間に合わせるための工夫を引き出す質問
- 完成に近づく計画:次なる課題への一歩
3.6 遅れを見える化するバッファマネジメント
- バッファの役割と実生活での例
- バッファは責任の表れ:遅延リスクへの備え
- 作業見積もりとバッファは別物:期間見積もりの押さえどころ
- タスクではなく,プロジェクト全体で不確実性に備える
- プロジェクト状況を可視化する傾向グラフの仕組み
- 傾向グラフが語るリスクと優先順位の見極め
- ケーススタディ:どのプロジェクトが最も支援が必要か?
- 簡単に始められるバッファマネジメント
- 信号機が教えるプロジェクトの健康状態
Chapter 4 実行力の向上:成果に直結する待ちの排除と集中力
4.1 遅延を防ぐ実行原則:心理的トラップと避けられる中断の克服
- 人を中心にしたマネジメントの実践
- 遅延を引き起こす心理的トラップ
- 遅延のリスクを最小化するための3つの行動原則
- 待ち時間が引き起こす遅延の正体
- 実行フェーズでの成功に向けたチームの連携と意識
4.2 成果を上げるための選択と集中:悪いマルチタスクからの脱却
- 生産性の高い人に共通する3つの秘密
- 今やらないことを決める勇気:選択と集中で成果を出す方法
- マルチタスクの落とし穴:生産性を上げるためのシンプルなアプローチ
- 体感しよう 悪いマルチタスクが生む生産性の低下
- 集中力を高めるために必要な準備と環境作り
- 「一時停止」で効率アップ:仕事を止めることで生まれる余裕
- 悪いマルチタスクを断ち切る決断力
Chapter 5 進捗確認と意思決定でプロジェクトを前進させる
5.1 進捗確認を通じた状況把握と先手を打つ問題予測
- ゴールに向かうための未来志向の進捗確認
- 「あと何日?」で変わる進捗確認
- 「待ち」と「はまり」から読み解く遅れの本質
- リスクの先読み:今後発生する問題を予測する
- 早期の問題共有を促す:「助けてほしいことは?」の一言
- 進捗確認のルーチン化:日々の確認で問題を先取りする
- プロジェクトとチームの成長を支える進捗メモ
- 一歩ずつの確認で確実な進捗を
5.2 意思決定と調整力でゴールへの道を切り開く
- 進捗管理における調整力の重要性
- 状況の可視化から導く意思決定
- 状況に応じた軌道修正を導く意思決定のポイント
- ステークホルダーへの進捗報告と効果的なコミュニケーション
- エスカレーションとフィードバックが生む信頼と成果
- 決断とフィードバックで目標達成を目指す
Chapter 6 成果を活かし,さらなる成長を目指すプロジェクトマネジメント
6.1 プロジェクト成果の評価と学びを活かす振り返り
- ODSCを活用したプロジェクト成果の客観的評価
- プロジェクト振り返りで得る学びと成長の機会
- 学びと改善を目的とした振り返りフレームワーク(YWT)
- YWTで学びを深め,行動につなげるためのポイント
- 効果的に改善ポイントを特定するためのパレート図活用法
- 学びを次の成功へと変える振り返りの力
6.2 確信を持って実践するプロジェクトマネジメント技術
- 万全の準備で無駄のない実行を目指す
- プロジェクトマネジメントの1週間:問題予防と進捗管理のルーチン
- 不要な待ち時間を削減するプロジェクトマネジメント
- 実践技術が失敗要因にどう効くのか?
- 強いチームを作るためのリーダーの行動
- 手法に縛られない汎用的な実践ノウハウ
- 成長し続けるプロジェクトマネージャへの道
巻末付録 Bonus Contents
- Excelで実現するバッファマネジメントツールの作成方法
- PM実践力をセルフチェックしよう
- プロジェクトマネジメント実践チェックリスト