概要
<古い家を選び,賢く直して住む>
~空き家バンク,相続,再建築不可,団地。条件の壁を越えて「ちょうどいい居場所」をつくった人たちの実例とノウハウ~
いま,住まい探しを取り巻く環境は厳しさを増しています。 首都圏を中心に地価や新築価格は上昇を続け,賃貸料や建材費の値上がりも家計に重くのしかかっています。「家を買うか,借り続けるか」という従来の二択に,行き詰まりを感じている方も少なくないはずです。こうした状況下で,第3の選択肢として検討したいのが「あえて古い家を選び,直して住む」という方法。
本書では,空き家バンクで見つけた物件や,相続した祖父母の家,あるいは旗竿地にある再建築不可の物件や古い団地など,「あるものを活かす」ことで新しい暮らしを始めた人たちを取材しました。彼らがどのように物件と向き合い,家族の住まいやお店として再生させたのか,その等身大のプロセスを紹介します。また,後半コラムでは,現状と実践的なノウハウを体系的にまとめました。
探す: 「長期空き家」の見つけ方と,持ち主へのアプローチ方法
直す: 生活の質を左右する「断熱・耐震」の考え方,DIYとプロに任せるバランス,安価に抑えるコツ
知る: 古い家ならではのデメリットと,リスクをどう許容し,納得して「乗り換える」か
無理なローンを組むのではなく,知恵を使って自分たちにちょうどいい住まいを手に入れる――現代の住宅事情に適応するための,現実的で前向きなガイドブックです。
こんな方におすすめ
- 古い家を選び,直して住んでみたい人
- 古い家のデメリットを克服して住み替えたい人
- 「家族が増えた」「定年」などライフステージの変化による移住やUターンを視野に転居を考える人