書籍概要

Software Design 20265月号

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概要

第1特集
今こそ学ぶ,長く役立つ知識
ITインフラ集中講座

2026年現在,Webシステムはクラウド上で構築されるのが一般的となり,開発時にインフラを意識する場面は減っています。そうはいっても,開発において不可欠なインフラ知識は依然として存在します。たとえば,「アクセス増加時にも適切に応答できる」「変更や障害の影響を局所化する」「障害発生時にも迅速に復旧できる」といった非機能要件の設計や,障害時の原因切り分けにおいては,インフラ知識の有無が結果を左右します。そこで本特集では,クラウドネイティブ時代のインフラの基礎から,コンテナ,マイクロサービスなどの現代主流の考え方,さらには,可用性,セキュリティ,運用監視の観点をふまえた設計・構築までを学びます。

第2特集
モダンなデータ基盤設計の最前線
パイプライン標準化からデータオブザーバビリティ,FinOpsまで

クラウドDWHやモダンデータスタック(MDS)の普及により,データ基盤構築のハードルは劇的に低下しました。しかし,中央集権的な管理によるボトルネックや,ブラックボックス化したパイプライン,膨らみ続けるコストなど,規模の拡大に伴う構造的な限界に直面する組織が増えています。

本特集では,アーキテクチャの変遷といった基礎から,IaCによる構成管理,可観測性やガバナンス,さらにはFinOpsによるコスト最適化といった応用まで紹介します。 変化を味方につけ,加速するビジネスの成長に追随して進化し続けるためのデータ基盤設計の「最前線」を本特集で解き明かしていきましょう。

特別企画
裏側から見たグローバルカンファレンス
Open Source Summit Japan 2025参加レポート

世界中から多くの人が集まるグローバルカンファレンスは,日本人だけが参加するイベントとは違った雰囲気や経験が味わえると言います。Open Source Summit Japanは日本にいながらグローバルカンファレンスを体験できる貴重な場です。本カンファレンスの運営に長年携わっている著者に,その魅力を伝えてもらいました。

目次

第1特集
今こそ学ぶ,長く役立つ知識
ITインフラ集中講座
試して学ぶWebシステム基盤の要点

  • 第1章:ITインフラの構成要素,形態
    基礎からAIを使ったハンズオンまで
    …… 鶴長 鎮一
  • 第2章:サーバー,OS,ミドルウェア
    サーバーの構成要素から仮想化,コンテナ技術までを押さえよう
    …… 上原 直希
  • 第3章:クラウドコンピューティングとIaC
    コードによるインフラ設計・管理をハンズオンで体験しよう
    …… 山本 尚明
  • 第4章:コンテナ活用とマイクロサービス入門
    疎結合を実現するサービス分割の基礎を学ぶ
    …… 山根 武信
  • 第5章:WebシステムにおけるITインフラの設計
    可用性,セキュリティ,運用監視の設計をAWSで試す
    …… 北崎 恵凡

第2特集
そのデータ基盤,もう限界では?
モダンなデータ基盤設計の最前線
パイプライン標準化からデータオブザーバビリティ,FinOpsまで

  • 第1章:データ基盤アーキテクチャの変遷と現在地
    DWH,レイクハウス,そしてデータメッシュへ
    …… 甲木 洋介
  • 第2章:モダンデータパイプライン構築の実践
    Snowflakeを核としたdbt/Terraformによる構成管理
    …… 田代 学
  • 第3章:運用を支える可観測性とデータの信頼性
    AirflowとOpenMetadataで実現する自律的な運用
    …… 村上 精一朗
  • 第4章:FinOpsによるコスト効率最適化
    投資すべきところに投資するための継続的な改善プロセス
    …… 村上 精一朗

特別企画

  • 裏側から見たグローバルカンファレンス
    Open Source Summit Japan 2025参加レポート
    ……鯨井 貴博

連載

  • ITエンジニア必須の最新用語解説
    【209】Turso……杉山 貴章
  • 万能IT技術研究所
    【48】AIエージェント時代の「愛しの炎上プロジェクト」——マネ『フォリー・ベルジェールのバー』の視点を探る不可能ミッション……平林 純
  • 現実世界を拡張するWebXRプログラミング
    【7】Babylon.jsでWebARを体験しよう ②hit-testを使ってみる……にー兄さん(堤 海斗)
  • ドメイン解体新書
    【28】ドメインの名前衝突と予約済みドメイン名……谷口 元紀
  • ネコ,コード,ネコ
    【11】AIコーディングを始めてみた……植山 類
  • 【新連載】計算装置としてのGPU
    【1】GPUはどのような計算装置なのか……山田 英伸
  • 【新連載】押し上げろ!サイバーセキュリティ!
    【1】GitHub の利用者が狙われる!? 最近の攻撃事例と防御……熊坂 駿吾
  • Rustで作るイベント駆動アーキテクチャ
    【3】Rustのシリアライズの基礎とserdeのしくみ……青葉 憲紀
  • 実録 AIネイティブプロダクト開発
    【3】Durable Agent設計……izumin5210,itkq
  • データ分析とSQLエージェント
    【5】dbtでデータマートを整える……太田 満久(おおたまん)
  • 技術選定の舞台裏
    【8】Mackerel MCPサーバー開発の裏側……ryugoo,azukiazusa
  • 実践LLMアプリケーション開発
    【32】Deep Agentsで始める!エージェントハーネス開発……西見 公宏
  • AWS活用ジャーニー
    【43】Amazon WorkSpaces……森尾 孟倫
  • プログラミング×AIの最前線
    【14】CodeRabbitのCEO,Harjot Gillに聞く,AIコードレビューの最前線……木下 雄一朗
  • 暗号のひみつ
    【5】AES暗号のひみつ……荒木 誠
  • インターネットの姿をとらえる
    【19】性善説で作られたインターネットをどう守るか……土屋 太二
  • 魅惑の自作シェルの世界
    【42】特殊な変数の実装(後編)とtimeの実装(前編)……上田 隆一
  • コミュニケーション・エンジニアリング
    【4】「わからない」ことへの不快感と付き合う……konifar (小西 裕介)
  • あなたのスキルは社会に役立つ~エンジニアだからできる社会貢献~
    【172】生成AIによるシニア世代の創作活動 ――第7回シニアプログラミング発表会……小泉 勝志郎

サポート

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P.36 第1特集「ITインフラ集中講座」第3章

(2026年4月14日更新)

本誌で使用しているサンプルコードを以下からダウンロードできます。ダウンロードファイル「SD202605_SP1_CH3_handson.zip」は圧縮ファイルです。解凍したうえでご利用ください。詳細については,本誌中の説明を参照してください。

なお,このサンプルは学習・実験用を目的としております。オリジナルの著作権は著者に帰属しますが,読者が断りなく任意に利用・改変できることとします。

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