目次
はじめに なぜ世界の一流は,スピリチュアルに引き寄せられるのか
- 超一流ほどスピリチュアルを馬鹿にしていない
- 見えない力は「信じる」ものから「使いこなす」ものに
- 「正解のない問い」に向き合うために
1章 一流のスピリチュアル大全――成功する人は,なぜ時代を超えて「見えない力」と向き合ってきたのか
●第1部 歴史上の偉人とスピリチュアル
宇宙の意志と運を味方につけた経営者たち
- スティーブ・ジョブズ――自らの追悼式で,ヨガ聖者の自伝を配らせた経営者
- 松下幸之助――「成功の9割は運」と言い切った,パナソニックの創業者
- 稲盛和夫――「宇宙の意志」を経営判断に持ち込んだ,JAL再建の立役者
見えない力で国を動かした武将たち
- 徳川家康――江戸の守りを,鬼門封じに託した将軍
- 武田信玄――戦国最強の軍を,易で動かしたとされる名将
- 豊臣秀吉――強運の手相を,自ら刀で彫った天下人
占星術と霊媒師を使った政治家たち
- エイブラハム・リンカーン――ホワイトハウスの交霊会に同席したとされる大統領
- ウィンストン・チャーチル――英国情報機関が占星術師まで動員した,戦時下の宰相
- ロナルド・レーガン――首脳会談の日取りを,占星術で決めていた大統領
占星術・錬金術・東洋思想に向かった科学者たち
- アイザック・ニュートン――生涯を錬金術に捧げた,近代科学の父
- トーマス・エジソン――死者との交信装置を構想した発明王
- マリー・キュリー――降霊会に通った,ノーベル賞二度受賞物理学者
- ヨハネス・ケプラー――占星術師として生計を立てた近代天文学の祖
- ニールス・ボーア――家紋に陰陽の太極図を掲げた,量子力学の育ての親
- エルヴィン・シュレディンガー――量子力学より先に,ウパニシャッドと出会っていた物理学者
- ヴォルフガング・パウリ――量子力学とシンクロニシティを結びつけた物理学者
- 湯川秀樹――素粒子の奥に,荘子の「渾沌」を見たノーベル賞物理学者
- 糸川英夫――占星術をデータで突き詰めた,日本の宇宙開発の父
呪術・夢・神秘思想を作品に注いだ芸術家たち
- ジョージ・ハリスン――マントラを歌って全米1位を獲った,ビートルズのギタリスト
- 岡本太郎――「芸術は呪術だ」と言い続けた,太陽の塔の作者
- ヒルマ・アフ・クリント――高次の存在に導かれて描いた,抽象絵画の先駆者
- 谷村新司――プレアデスからの声を聞いた,『昴』の作者
●第2部 現代のトップランナーとスピリチュアル
ルーティンと信念を身体に刻んだアスリートたち
- 大谷翔平――高校1年で「運」を設計図に書き込んだ,二刀流のメジャーリーガー
- ノバク・ジョコビッチ――木に抱きついて勝つ,グランドスラム24回のテニス王者
- 羽生結弦――陰陽師を演じて金メダルを獲った,オリンピック2連覇のスケーター
見えない実践を画面の外に持つタレントたち
- ビートたけし――成功の理由を「トイレ掃除」と答えた,世界的映画監督
- 浜田雅功――パワーストーンを何本も腕に重ねる,お笑い界の大御所
- 田中みな実――人生の節目に算命学を頼る,美のカリスマ
見えないものを日常に組み込む俳優たち
- 木村拓哉――自宅に巨大なアメジストを置く,国民的スター
- 堺雅人――極限まで物を持たず,故郷の神社に通う,トップ俳優
- 北川景子――撮影現場の楽屋にまで塩を盛る,トップ女優
降りてくるものを作品に変えるアーティストたち
- 宇多田ヒカル――9年間の精神分析を経て,宇宙に向かったアーティスト
- 藤井風――アルバム名にインドの聖者の言葉を冠する,人気シンガー
- 松任谷由実――「パワースポット」が流行る20年前から語っていた,ユーミン
- 堂本剛――降りてきた曲を,神前に返してきたアーティスト
- 郷ひろみ――吉方位のためにパリへ弾丸旅行する,70代の現役スター
数字の外側に答えを求める実業家たち
- ジャック・ドーシー――年に一度,10日間の沈黙に入るTwitterの創業者
- レイ・ダリオ――投資理論より先に瞑想を語る,世界最大級のヘッジファンド創業者
- オプラ・ウィンフリー――社員400人に瞑想を導入した,米国メディアの女王
- 北尾吉孝――易を立てて経営判断を下す,SBIを率いる経営者
- 角川春樹――自らの前世や霊能力を公言してきた,戦後出版界の風雲児
知の最前線で見えない力を実践する研究者・思想家たち
- ユヴァル・ノア・ハラリ――毎日2時間の瞑想を欠かさない,『サピエンス全史』の著者
- ブライアン・ジョセフソン――テレパシーを量子論で追った,ノーベル賞物理学者
- ナヴァル・ラヴィカント――瞑想を「心の断食」と呼ぶ,シリコンバレーの哲人
2章 見えない力の世界史――人類の歴史に刻まれた,科学とスピリチュアルの24の論点
古代と中世──科学は,占いと魔術から生まれた
- メソポタミアでは,天体観測が王と国家の運命を読むために発達した
- 数学は,神の秩序を読み解く宗教として始まった
- マヤ文明では,金星の運行が戦争や儀礼と結びつけられた
- かつて日本では,占いと天体観測が国家公務員の仕事だった
- 中世ヨーロッパの大学では,占星術が医学教育に組み込まれていた
- 近代化学は,イスラム世界の錬金術から多くの技法を受け継いだ
- 科学革命の直前,ヨーロッパの王侯は競って宮廷に魔術師を囲った
- 京都も江戸も,風水とともに語られてきた都だった
近代──科学者たちは,見えないものに手を伸ばし続けた
- いまや常識の重力も,登場した当初はオカルト扱いされた
- 一流の科学者たちは,答えを夢やお告げから受け取ったと語ってきた
- 19世紀,科学の頂点にいた者たちが,死後の世界の研究に乗り出した
- ノーベル賞詩人も宇宙開発の先駆者も,魔術を実践していた
- 20世紀の国家権力にも,魔術や占いが入り込んだ
- 月へ行った宇宙飛行士の一部は,帰還後に神や意識を語り始めた
- 脳を知り尽くした外科医が,臨死体験で「意識は脳を超える」と確信した
- 香港の2大銀行をめぐって,「風水戦争」が語られてきた
- シャーマンの幻覚剤が,精神医療の研究に戻ってきた
- シリコンバレーは,2500年前のブッダの瞑想技法を採用した
現代──最先端の物理学が,古代の直感を連想させる宇宙を描いた
- アインシュタインが「不気味」と呼んだ現象に,ノーベル賞が与えられた
- 心理学者ユングは,意味のある偶然を「シンクロニシティ」と名づけた
- 並行世界はSFの空想だけではなく,物理学が正面から論じる解釈でもある
- 心の正体は,脳という機械の計算ではなく,量子の現象かもしれない
- 最先端の物理学は,10次元と11次元の宇宙を本気で論じている
- 量子力学の父プランクにとって,世界の根源は物質ではなく意識だった
3章 運の良さはつくれる──人生を動かす「開運三種の神器」の使い方
掃除
- 心は,頭ではなく,手で整う
- 一流は,戦う前に,まず片づける
- 最も汚れた場所にこそ,運は宿る
- 捨てられないのは,脳が痛みを感じるから
- 最強のパワースポットは自宅にある
参拝
- 神社は,願うだけの場所ではなかった
- 手を合わせる数十秒は,最も簡素なマインドフルネスである
- 神社の空気が違うのには,理由がある
- 一流ほど,同じ神社に通い続ける
- 最も尊い聖域は,最も身近にある
吉方位
- 犬は,用を足すとき,なぜか南北を向く
- 吉方位は,生まれた星と出かける時期で変わる
- 実力者ほど,引っ越しの方角にこだわる
- 同じ土地にいる限り,人は変わらない
- 運は,待つものではなく,取りに行くものである
開運レシピ──さらに運気を底上げする15の習慣
- 日光浴
- 言霊
- 入浴
- 香り
- 盛り塩
- 観葉植物
- 運動
- 足裏
- 腸活
- 墓参り
- 暦
- 少食
- パワーストーン
- サウンドヒーリング
- アイスバス
4章 SX(スピリチュアル・エクスペリエンス)の時代──体験としてのスピリチュアルが世界を動かす
信仰を名乗らないまま頼る人々が,市場を動かし始めた
- 宗教的ではないが,スピリチュアルを求める「SBNR」
- 神社の行列には,信仰を名乗らない人々が並ぶ
- 若い世代は,スピリチュアルを隠さない
人々は,スピリチュアルに何を買っているのか
- 占いに通う人は,予言を買っていない
- 原因のわからない不調に,名前がほしい
- しがらみのない縁を,買っている
スピリチュアルの市場は,どれほど大きいのか
- 世界は,整うことに金を払い始めた
- 占星術は,いまや大企業のマーケティング戦略である
- AIが進化するほど,スピリチュアルの市場は膨らむ
スピリチュアルは,7つのビジネスモデルに姿を変えた
- ①占う――占いは,AIが届けるパーソナルメッセージになった
- ②持つ――お守りは,D2Cブランドになった
- ③整える――瞑想は,数千万人が使う巨大ブランドになった
- ④祈る――祈りは,月額課金の音声習慣になった
- ⑤集う――サウナと氷水が,酒場に代わった
- ⑥訪れる――聖地は,ラグジュアリーな体験観光になった
- ⑦変容する――神秘体験は,創薬ビジネスになった
スピリチュアル体験を設計する5つのステップ
- ①不安を見つける
- ②入口をつくる
- ③作法を決める
- ④体験に名前を与える
- ⑤持ち帰らせる
救いは,いつ搾取に変わるのか
- 不安を鎮める商売は,不安が消えると成り立たない
- セミナーに通っても,目の前の問題は解決しない
- 健全なスピリチュアルは,利用者を卒業させる
ジャパニーズ・スピリチュアルに,日本だけが気づいていない
- 日本人は,信じる前に手を合わせる
- 日本の精神は,海外で磨かれ,高く売れる
- デジタル赤字を,スピリチュアル黒字で取り戻す