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[今週のリリース情報]機械学習,Python,バイオインフォマティクス,暗号など,今,注目の技術領域を扱った書籍が続々電子化

今週のリリース情報をお届けします。

機械学習とPythonをまとめた1冊

月刊誌『Software Design』の特集や単発企画で評判の良い,機械学習とPython関連の記事を再編纂。機械学習・深層学習に取り組んでいる開発現場のITエンジニアが自身で試して学んだことが記事のベースになっており,いま押さえておくべき技術を習得する足がかりとして最適です。

バイオインフォマティクスに興味のあるエンジニアの皆さんへ

遺伝子配列解読装置のハイスループット化にともない,膨大な量の生命科学データが生み出されています。このデータはオープンデータとして提供されており,利活用ははじまったばかりです。

この生命科学データを解析することによって,将来がんになりやすいかどうかはある程度予測可能になっています。たとえば2013年アンジェリーナ・ジョリーによる「乳がん予防のための乳房切除」が話題となったことは記憶に新しいでしょう。このように得られたDNA配列がどういった特徴を持っているかデータベースに登録されたデータと照合していち早く治療方針を決める時代がきています。

生命科学データ解析では,最新の技術が応用されていることはあまり知られていません。本書では,エンジニアに向けて生命科学データを扱う技術の面白さとバイオインフォマティクスのいまをやさしく解説します。

暗号の基礎を学ぶ

「暗号」「パスワード」は私達の日常には欠かせない存在です。セキュリティ上のいろいろな脅威から私たちを守ってくれる暗号やパスワードはアルファベットや数字,記号の組み合わせですが,一体どんなしくみなのでしょうか。実は,中学数学を使って2桁の暗号を作ることができます。本書はその解説から始めます。暗号は,素数(1と自分自身以外に約数をもたない数),素因数分解,ユークリッド互除法などを駆使して作られ,さらに深くなると整数論や楕円曲線論などへと発展していきます。 著者が高校の授業で実際に行った練習問題(手計算,Basic利用等)をふんだんに盛り込み,暗号のしくみをたのしく学んでいきます。現在主流であるRSA暗号がどのように生まれたのか,歴史的な背景も振り返ります。

桜や紅葉,日本の風景を撮影しよう

立春が過ぎ,これから日本国内は春を迎えます。そんな季節に撮影散歩はいかがでしょうか?それぞれ「桜と紅葉」「風景写真」をテーマにした,撮影入門ガイドが登場です。お手持ちのスマホに入れて,平成最後の瞬間を,ご自身のカメラで切り取ってみませんか?

最新Excel&Word 2019入門書,ついに登場

MicrosoftのオフィスツールExcel&Wordの最新版の入門書です。それぞれ最新版の機能を解説。また,旧バージョンを利用していた方にもわかりやすい説明が多数掲載されています。

週末のお供にぜひ。

(Gihyo Digital Publishing:馮富久)

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