Android Wearが出荷開始になりました
Googleのスマートウォッチ「Android Wear」が発売になりました。
発売されたのは2つで、LG G Watchが7月4日に出荷、Samsung Gear Liveが2日後の7月7日に出荷されました。私は、6月28日にLG G Watchを注文しており、7月4日に香港から出荷され、7月7日に受け取りました。
ともに、Google Playストアから購入でき、原稿執筆時点(7月12日)では、在庫ありで、1から2営業日以内で出荷となっています。
今回登場した、LG G WatchとSamsung Gear Liveは、似たハードウェアスペックで、違いが分かりづらいので以下にスペックを列挙しておきます。
表 LG G Watch
サイズ | 37.9×46.5×9.95mm |
重さ | 63g |
画面サイズ | 1.65インチ、280×280(240dpi) |
バッテリ | 400mAh |
その他 | バンドが22mmで交換できる |
価格 | 22,900円 |
表 Samsung Gear Live
サイズ | 37.9×56.4×8.9mm |
重さ | 59g |
画面サイズ | 1.63インチ、320×320(278dpi) |
バッテリ | 300mAh |
その他 | 心拍数モニタあり |
価格 | 22,000円 |
大きな違いではありませんが、バッテリ容量がG Watchが400mAhで、Gear Liveよりも100mAh多くなっています。G Watchは、前日に充電しておけば、1日は余裕で使えるので、Gear Liveは若干下回る程度で使えるはずです。
他、画面解像度が異なり、G Watchが280x280、Gear Liveは320x320となっています。Gear Liveのほうが、ひとまわり解像度が高くなっていますが、大差はない言っても良いはずです。
Android Wearで有償アプリが使えないトラブル発生
無難な滑り出しに見えるAndroid Wearですが、有償アプリが使えないトラブルがAndroid Policeによって報告されました。トラブルの内容は、Android Wearに対応した有償アプリをインストールしても、Android Wear側にアプリがインストールされないというものです。
具体的には、Android Wear用のアプリを、スマホアプリ内のassetディレクトリに配置すると、Playストアの転送ロックメカニズムがこのディレクトリが読み込めないために、有償アプリをインストールできないトラブルが発生します。
7月8日に、Android Developers Blogに対策方法が公開されています。
その方法として、res/rawディレクトリにAndroid Wear用アプリを配置することを推奨しています。よくある出始めの不具合とも言え、Androidアプリを開発するデベロッパであれば、この程度では動じないはずです。
Playストアには、Android Wearの有償アプリを見かけます。
これらのアプリが、先の対策を行っているのか分かりません。開発者が対策をうたっていればよいのですが、ないときは、アプリの更新日が7月8日以降であるかが、ひとつの指標になるはずです。また、Android Wear対応の有償アプリを検討している方は、Android Developers Blogをチェックしておいた方が良いでしょう。
対応したアプリが検索できる「Wear Store」
最後は軽めです。Android Wearに対応したアプリを探し出せるアプリ「Wear Store」が公開されています。Playストアでは、Android Wearに対応したアプリが見つけづらいので、Android Wearを購入した方は、使ってみてはいかがでしょうか。
今週は、このあたりで。また、来週。